ひとつ整理しましょう。アレルゲンとは、アレルギーを起こすもとになる物を言いますよね。主な物のグループとしてタンパク質があります。また、組み替え食品と言うのは、遺伝子組み換えを行った農作物などや、それらを原材料とした加工食品の事ですよね。
御質問の内容から二つの面で解答すべきなのかなと思います。
まずはアレルギーになる物が食品に含まれているかどうかを調べるには、遺伝子を調べる方法と抗原抗体反応を調べる方法が多いでしょう。
遺伝子を見るタイプではアレルゲンになる物、例えば牛肉であれば牛肉特有の遺伝子と同じ遺伝子が食品に入っているかどうかみます。良くあるのは板状の寒天(ゼリーみたいな物)に良ーく砕いた食品をいれて電気を流すと遺伝子が帯状に幾つか並んで出てきてシマシマ模様になります。これが牛肉と同じシマシマになればその食品には牛肉が入っていると判定されます。
もう一つは、抗原抗体反応を利用して、牛肉のタンパク質に反応する物質(抗体)と一緒にするとモヤモヤっと凝集(濁ってくる)し、牛肉が入っていると判定される方法があります。
次に組み換え遺伝子を利用した物が入っているかどうかを調べるのも、遺伝子を調べます。上のふたつとまぁ似たような物です。
あとは、詳しい人にお願いします。
お礼
ありがとうございます。面白く興味をもてました。抗体の分析法をはじめて知りました。