黒蝶真珠をカットした「華真珠」は希少ですか?
黒蝶真珠の表面をカットした「華真珠」について知りたいのですが、ご存知の方がいらっしゃいましたら宜しくお願いします。
国外(NY市)に住む者です。
五年ほど前に初めて、表面を多面にカット加工した黒真珠をNYで目にする機会がありました。気に入ったものの結局購入しなかったのですが、それ以来やはり欲しくなって同様のものを探しましたがみつかりませんでした。それが、今訪れているマウイ島のある宝石店で偶然一組だけみつかったのです。お店の話しでは、真珠の表面をカットする作業はとても難しく、また手間のかかることなのでカット真珠(と私は勝手に呼んでいるのですが)は珍しいのだということです。ただ、ネット検索をしていて「華真珠」という名称があることを知りました。それはある日本の企業さんのHPに書かれていたのですが、表面を多面カットされた「華真珠」とはその社が開発した商品であり、特許の対象になった商品であるということです。
ここで疑問なのですが、今回マウイ島でみつけた「カット真珠」(店ではfaceted pearlsと呼んでいましたが)は今から20年近く前にドイツから輸入されたものをNYの宝石仲買人(ブローカー)を通して仕入れた、というのですが、もし日本の企業さんが開発した手法/機械を使って加工されたものがfaceted pearlsなのであるならば、(HPの説明では今から10年ほど前に開発されたと書かれていたのです)20年前にドイツで加工されたというこれらの黒真珠は日本でいう「華真珠」とは別のものになるのでしょうか?
また、日本国内の真珠アクセサリー市場ではこの「華真珠」は苦労しなくても見つけられるものなのでしょうか? マウイ島という観光地で買うべきか、それとも日本に里帰りした時に買うべきか、と迷っているのですが、簡単に手に入る類いの真珠なのかどうかが分かりません。
今回マウイで私が目にした「faceted pearls」はとても綺麗な黒真珠で、カットされた多面は確かにガラス表面のようにつるつるとしていて、よーく見ると真珠の層が透けて見えるような感じです。値段的には、真珠を片耳分にひとつぶずつ使ったイヤリングですが、ダイヤなどつかず、シンプルな14金白金の金具のみで、18万円相当です。 真珠の大きさは、定かではありませんが、直径12か13ミリ程度だと思います。