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哲学とは・・・

こんにちは。 私はいろいろ哲学の本を読んでいるのですが未だに哲学というものが分かりません。岩波書店のゴルギアスを読んでも何を言っているのか分かりませんし、哲学が分かる本というのを読んでもいまいち納得できないのです。分かりやすく教えていただけると幸いです。 どなたかマーフィーの黄金律ゴールデンルールという本を読んだことはありますか。潜在意識の領域のものなんですが・・・。

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回答No.6

「哲学とは何か」ですね。  ひとことで言えば「文化の領域について、もっとも根本的な原理を追求する人間の営み」に関する学問です。思想の学問、と解されます。  ですから、人文分野であれ科学分野であれ、人間の思考が及ぶところすべてに哲学のテーマは存在します。  たとえば歴史を記述する学問では「実証的な真理」=歴史的事実は自明の前提、つまり「あたりまえのこと」として研究がすすめられます。  いっぽう哲学基礎文化学系の学問では、まず「実証とは何か」という問いが掲げられます。文献や遺物があるとして、果たしてそれが「実証」と言えるのか、そもそも歴史的事実が「存在する」とはどういうことか...  通常の学問では「そんなこと言ってたらちっとも研究がすすまないやん!」というところ、当然の事実として処理される定義の根本の根本を考えるのが、俗に言う「哲学的思考」です。「1+1=2、しかし1と1を足すということはどういうことか」「美しい風景、だが美とはそもそも何か」「ここでこうして考えている私、しかし自分とはいったい何か」etc...  そして、テーマをどこに求めるかによって、これまでのご回答にあるような、さまざまな哲学論が展開されてきたのです。  したがって、系統だった正式な哲学のお勉強では、まず過去の哲学者たちがどういう分野にどういったテーマを求めて哲学論を展開してきたのか、これを学ぶことが重要になってきます。(非常に眠くとっつきにくいですが...)これらを押さえた上で、正統な哲学論を展開する、と。しかしそもそも「正統」とは...あわわ。  ま、趣味の範囲でしたら、日常的に「常識」「あたりまえ」として見過ごしている物事を改めて問い直してみれば、十分哲学と言えると思います。「我思う、故に我あり」(^^)  以上、ご参考になれば幸いです。--a_a

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その他の回答 (11)

noname#25358
noname#25358
回答No.1

 哲学というのは、要するに「『ある』とは何か」を考える学問であり、いわゆる「科学的な視点」で見ていたのでは絶対に理解できないものです。  俺は空想哲学読本っていう、某研究所から出てる某シリーズのパチモン的なタイトルの奴を読みましたけど、けっこう面白かったですよ。  『ある』とは何か。とは何かというと、たとえば、「自分がなぜここにいるか」というようなことが哲学の本には書いてあると思いますが、確率論的には、俺だって中世ヨーロッパの貴族に生まれたってよかったんです。  確率ってのは「未来において不確定であり、過去には確実に確定しているもの」の総称ですから、俺がもし今現在生まれていなければ、将来においてどこかの貴族になってもいいはずです。  にも関わらず、俺はなぜだかしがない貧乏人の、四人兄弟の長男なんかやっちゃってます。  なぜか。  まあ、そういうようなことを考えるのが哲学なわけですよ。  って、こんな説明じゃ分からないですね(^_^;  理解できるまで色々読むしかないかと思いますが(^_^;

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