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ディベートをやる事になりました

明日の学校行事で、ディベートをする事になりました。 議題は「日本は死刑制度をなくすべきである。是か非か」というものです。 私は否定派の立論を述べなければなりません。 しかし、肯定側の定義、プランのデメリットがどうにも上手く思いつきません。 お力をお貸し頂けたらと思います。 肯定側の定義は「死刑制度とは、刑法に基づいて行われる刑罰のうち、受刑者を死に至らしめるもので、日本の場合は絞首によっています」 プランは「刑法を改正して、最高の刑罰を無期懲役とします。現在の無期懲役は、現実には最短の場合10年で仮出所する事が出来るので、さらに長い無期懲役を定める事とします」 というものです。 どうぞよろしくお願いします。

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noname#21609
noname#21609
回答No.3

せっかく#2さんが死刑制度廃止肯定派の理由を書いてくれましたので、それをお借りして反論してみましょう。(ただしあくまでも肯定説に対しての反論であり#2さんの考え方に対しての反論ではありませんので悪しからず) 1<<死刑に値する犯罪が多数発生しているが、それは死刑に抑止力が無い証拠である。>> と主張していますが、はたしてそうでしょうか? 事実、中国人などは「日本は刑罰が軽いから犯罪をしても大丈夫」と言っています。 また、こう主張するのであれば死刑を廃止したら犯罪が減少したということを立証しなくてはならないと思います。たしかに欧州では減ったという統計が出されていますがもしかしたら、犯罪防止に力を入れたからかもしれません。何れにしろこれが廃止による効果なのかちゃんと立証されてはいません。 2.<<多数派が正しいとは限らないし、国際的・歴史的に見れば縮小・廃止が大きな流れである。>> この主張は矛盾しています。先進国では廃止が多数派なのでまさにその多数派である廃止論が正しいとは限らないからです。大多数の先進国の考え方や自称知識人の押し付けでエゴです。さらに、この主張が詭弁であるのは犯罪者は殺してはいけないが戦争では人を殺すこともいたしかないとしています。軍隊の存在がそれを物語っていますし、核兵器の存在も矛盾しています。人を殺すことがおおよそ悪いことであれば軍隊の存在も悪でありますが軍隊の存在や核兵器についてはその死刑制度を否定する先進国は何も言っておりません。 これがエゴというのがわかります。 3<<肉親の感情のために刑罰があるわけではない。もっと国家的・社会的レベルで考えるべき。>> 刑法の歴史を考えれば国家が被害者や被害者家族に代わって犯罪者を公平に裁くことにしたのですから、被害者やその家族の無念も量刑の考慮に入れます。また、死刑になるような犯罪者は国家にとっても危険であるため国家レベルで考えればむしろ死刑制度を肯定する考え方に近くなります(究極的には国家にとって危険な者はいなくなったほうが安全であるという考え方)。 4<<応報が全てなら刑法など要らない。刑罰の目的は犯罪の予防と犯罪者の更生である。>> これは特に刑法の目的ですが刑法では応報刑もその目的の一つです。犯罪の予防(一般予防)および犯罪者の再犯防止・更正(特別予防)に重きを置いていることは確かですが応報も目的であるため例えば「死」という結果が同じでも殺人罪と傷害致死罪では法定刑が違うのです。また、判例(永山事件)から死刑になる犯罪者は人を3人以上殺した者がなる場合が多いですがこのような者はもはや更正の可能性はありえません。もし、更正の可能性があるのであれば一人殺したときに殺人を止めていたでしょう。 最後にプランのデメリットとしては無期懲役の最短を長くしても結局いつかは出所することには違いありません。連続殺人などをするものは繰り返す可能性や被害者家族から報復があるかもしれないので国民を守ると同時に犯罪者の人権を守るという意味では脆弱です、「死刑制度がだめであるなら、そうではなく仮出獄無しの終身刑を作るべきである。」と主張するのがいいのではないでしょうか?

その他の回答 (2)

noname#41546
noname#41546
回答No.2

 死刑存置派の立場に立って立論すると?まあ、ディベートでは不利でしょうね。元々一種の感情論なんですから。 死刑存置派の根拠 1.現に死刑に値する犯罪が多数発生している。 2.国民の多くが死刑制度の存続に賛成している。 3.肉親を殺された人の気持ちを考えろ。 4.人を殺した者はそれに近い報いを受けるべきだ。 なんですが #1.それは死刑に抑止力が無い証拠である。 #2.多数派が正しいとは限らないし、国際的・歴史的に見れば縮小・廃止が大きな流れである。 #3.肉親の感情のために刑罰があるわけではない。もっと国家的・社会的レベルで考えるべき。 #4.応報が全てなら刑法など要らない。刑罰の目的は犯罪の予防と犯罪者の更生である。 と、簡単に反論されてしまうのです。ちなみに死刑廃止派の(積極的)根拠としては 1.犯罪者といえども一人の人間。命の尊さは変わらない。 2.戦争すら放棄した現憲法の精神からすれば、国家といえども人を殺すことは許されないはず。 3.裁判制度にはどうしても誤判がつきもの。実際、死刑囚が最新で無罪になった事例が、現憲法下でも存在する。死刑は執行してしまうと損害の回復が不可能なだけでなく、受刑者の異議申立自体が不可能になって誤判を正す機会すら失われてしまう。 4.刑罰の目的は犯罪者の教育・更生であり、命を奪ってしまう死刑制度は刑罰自体の役割放棄に他ならない。更生が不可能だと、過去の事実を問うことが中心の裁判で、どうして判断できるのか? などがあります。並べてみれば、どちらに理があるかは明かりかです。

  • nacam
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回答No.1

ディベートの目的は、相手を言い負かす事ではなく、相互の主張から、より深い問題点をみつける事だと思っております。 自分の頭の中で、ディベートをシュミレーションしてみると良いと思います。 質問者への問いかけとして、「さらに長い無期懲役とはどれくらいか?」と質問します。 私としては、「無期」ではなく「終身」や、「刑期の累積により、刑期100年とか、300年」と主張したらどうでしょうか? また、刑期が長くなる事による経費の増大を主張するかもしれません。 被害者遺族の感情などについても考えてみましょう。 死刑肯定派に対する突っ込みも、死刑の残虐性、国際世論などについて調べておく必要もあると思います。 ただ自分の考えを述べるだけでは、ディベートは成立しませんから、もっと色々な点から調べてみてください。 がんばってください。