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蛾の死に様の謎
タイトルは大げさになってしまいましたが、日頃から疑問に思っており、かつ子供への答えにも窮しておりますのでよろしくお願いします。 さて、ある時壁やら網戸に蛾が留まっているのを発見し、数日間じっと動かず、そしてやがてそのまま下に落ちて死んでいることがしばしばあります(その死体の後始末も気持ち悪い)。 他の昆虫(特に蝶等)では同じ場所に数日間も留まっていることなぞ無いでしょうし、何で蛾はああいう行動を取るのでしょうか?
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「夜行性の蛾」と「蛾のよく集まる街灯」をイメージしてみて下さい。夕方暗くなってライトが点灯すると、蛾はどこからともなく集まって来ますよね。集まってくる蛾の数は、どの夜も一緒ではなく、蒸し暑い夜の方がはるかに多いんです。涼しい夜は蛾がずっと少ないです。経験ありませんか? これはどうしてかというと、蛾は活動するのに、熱が必要だからです。ある程度以上の気温があれば、その場で翅を震わせるなど、わずかな運動をすることができ、このわずかな運動で自分で熱を発生して自分を更にあたため、そして本格的に飛ぶことが出来るようになります。そのスタートとなる温度が必要なのです。涼しい日は活動がスタートできませんので、じっとしているしかありません。 蛾は、夜飛び回ってパートナーを探します。自分の寿命が尽きるまでの限られた日数のうち、あと何日そういう蒸し暑い「パーティーの夜」が巡ってくるのかわかりません。そういう夜が来て、もう一花咲かせられることを夢見ながら、じっと動かずに(動けずに)涼しい夜を耐えている訳です。そして、結局、そういう蒸し暑い夜がもう一度来る前に寿命がつきてしまった…。そういう蛾をよくご覧になるのではないでしょうか? 景気の悪い話ですみません(笑) 他の変温動物でも、活動に外部の熱が必要な点は同様なのですが、蝶など昼行性の動物は、太陽のおかげで、日向ぼっこをすればどんどん暖まります。日陰にいても、気温はお昼すぎにピークになりますので、涼しい日でもその時間帯だけは活動できたりする場合もあります。ですから何日も同じ場所にいることは少ないという訳です。
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- KOH_da
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>なぜ壁や網戸を好むのでしょうか? 明かりに集まるという性質を持っていること。 ガラスはすべって止まりにくいこと。 チョウのように羽根を縦にたためないので、 葉の間のような狭いところに入り込めないこと。 いろいろ考えられます。 夜中に遊び回っている(?)女性のことを、 夜の蝶なんていう人がいるけど、 夜の蝶って蛾のことじゃないんでしょうか。 とりあえず、脱線してみた。
お礼
なるほど、しかし昆虫の生態って不思議ですね。
- KOH_da
- ベストアンサー率31% (161/506)
ガはチョウに比べて、好んで壁や網戸によくとまる虫であること。 弱ってくると、虫は風で吹き飛ばされやすいのですが、 ガはチョウに比べて、羽をぴったりと壁に付けます。 だから風にあおられて落ちにくいこと。 この二つが大きな理由ではないでしょうか。
お礼
御回答ありがとうございます。二つの理由のうち、後者については納得しました。でも前者の理由がわかりません。なぜ壁や網戸を好むのでしょうか?そういえば子供の頃、網戸の裏側から蛾の腹を見て気味悪がっていましたっけ。
- zoh
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全くの素人が考えてみると… 見つけたときもう、死ぬ寸前ではなかったのかと思います。飛ぶ元気も、動く元気すらなかったのではないかと。 専門家の方の意見も聞いてみたいですね。
お礼
御回答ありがとうございます。でも、3・4日同じところにいるんです。しかもこういう姿を見かけたのは一度や二度でないものですから…不思議な話です。
お礼
御回答ありがとうございます。おかげで今回の疑問が解消できました。 しかし思えばはかなく切ない話ですね。これからはこういう蛾を見かけても、気持ち悪がらずに、いつか成就するかもわからない恋の行方を思いつつ、そっと見守ってやることとします。