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光学顕微鏡で可視的なDNAの大きさ

マウスやヒトのDNAの欠失や重複は,G-BAND染色した650バンドレベルの試料では, いったい何kbpくらいから,光学顕微鏡(1000~1200倍)で観察可能なものでしょうか?

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  • hagfish
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回答No.1

染色体の一部の大きさからそれが何ベースのDNAサイズであるかを示すことはできません。なぜなら、染色体の部分によって、よりコンパクトになっているかなっていないかが異なるわけですからね。また、染色体標本作成でコルヒチンもしくはデメコルシン(コルセミド)を使うでしょう。これは染色体を収縮させる作用があるので細胞によっても染色体の大きさが変わってきてしまうのです。つまり、最低限欠損や重複がわかるサイズはGバンドの最小の縞に相当するサイズであり染色体の濃縮の程度により標本ごとに変化するというのが言い方が一番いいかな?

genjin
質問者

お礼

御礼が遅くなって申し訳ありません。 おっしゃってくださっている事は全て良くわかっているのですが、一般的にこの大きさくらいからなら・・・という境界が存在しないものかと、甘い事を考えてしまいました。そうですよね~。そんなに簡単にいえませんよね~。ありがとうございました。

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