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血のつながりの問題
僕には、つきあって1年の彼女がいます。最近知ったのですが、僕とその彼女は、はとこということが、発覚してしまいました。そこで一番問題になるのは、こどもです。周りの人は、血のつながりがあったら、子供は、奇形児が産まれてしまう、などと、耳にしました。これは、本当なのでしょうか?もし本当だとしたらどうしたらよいのでしょう?こどもがほしいのです。
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とても難しい問題です。 血族でない人同士の結婚での子供は当然 (1)正常なケース (2)非常に優れたケース (3)非常に劣るケース が有るのですが、血族同士の結婚では(2)(3)の率が高くなります。 問題になるのは(3)で3親等以内の濃い血族の結婚が法律で禁止されているのはそのためです。はとこの場合は6親等なので法律上は結婚できますし(3)の危険性も相当減ります。 いとこ結婚は世間で多いですし、実は私もいとこ結婚の子供なのです。幸い(1)か(2)に属したらしく(汗;;)特に問題なく一生が終われそうです。 多少の危険を犯しても愛を貫くか、安全思考で別れるか、ハムレットではありませんが「ここが思案のしどころ」ですね。とにかく最後はお二人で決めるべき問題です。 過去のこの欄でも質問が出ていましたので参考にされるといいと思います。
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喘息関係を読んでいたらは.いとここんは.先天性喘息(シリア繊毛が先天的にない)の発生率が高いとかの.たしか.米国での報告がありました。
ワタシは単なる一般人ですが、身内の9割が医者で、以前この手の問題に関していろいろと意見を聞いた事があります。 基本的にはjun1038様の御回答通りです。即ち・・・・ 1.法律が禁止しているのは奇形の出生率の為 法律が許可している親等分離れていれば、一般論としましては問題はない、とゆぅ事になります。 比較的若めの医者どもは、「法律でオッケーなら大丈夫なんじゃねぇの?」と言います。 2.しかしそのリスクは? この点がアイマイなのですが(もともと近親結婚とその後の出産に関しては、十分な症例があるワケではなく、信頼に足るデータもない様です)、昔の農村部など、閉鎖された狭い地域での出生状況を知る年寄りの医者どもは、「判っているなら、仮に結婚してしまっても子供は作るべきではない」と言います。 かつて、結婚相手の身元調査では3代前まで調査する習慣がありましたが、これは氏(うじ)や遺伝性疾病の調査の他に、近親結婚の危険性を調べる意味もあったそぅです。この習慣からしますと、6親等は完全な安全範囲とは言えません。 3.ワタシの父(大正生まれでありながら、今でも現役の医者です)は・・・・「過去に於いては、日本の皇室を含め世界中の王族で近親結婚が当たり前だったが、その為王族の尽くが滅んだ」と言います。つまり、近親結婚を繰り返している一族では、王朝を築いた初代王より利口な子孫は生まれず、結果、代を重ねる毎に衰退していく、とゆぅモノです。 ちなみに、父の説では「現在の天皇が粉屋のムスメ(←!不適切な表現・・・・汗;;;)をヨメにもらったのは、皇室一族にとっては大変重要な決断だった」と、一族と宮内庁の大英断を絶賛(?)しています。 4.ところで動物は? 近親結婚での出産でもっとも深刻なモノは主に知能上の奇形で、故に動物の世界では顕在化しにくい、との事です。 また生まれた子供の体が弱い場合などでも、元々健康体でも10数年ほどしか生きない動物が数年で死んだところで、それが奇形によるモノなのかどぅか判断出来ないところが動物の奇形をより不明瞭にしている、と言う意見もありました。 ・・・・以上です。これらの話を聞く限り、リスクは普通の結婚と同じとは言えない様に思われます。 斯様な問題を議論する時、「多分大丈夫」「心配ない。何とかなる」などと楽観論を持ち出してはいけません。結局のところjun1038様の御指摘通り、仮に何らかの障害を持つ子が生まれたとしましても、大切に育てていく強い意志(乱暴な言い方をするならその根性)があるかどぅか?にかかっていると言えるでしょう(いや~jun1038様の結論には感銘を受けました。全く御意に御座います)。 そんな子の面倒を見るのは耐えられない!とおっしゃるのであれば、残念ながら別の相手を探す事が最善であると言え、それは生まれてくる子にとってもその御両親にとっても、結果的により幸福な選択であると思います(勿論、全くアカの他人と結婚したら絶対障害児が生まれない、とも言えませんが・・・・これはあくまでリスクの大きさの相対比較の話です)。 結婚し家庭を持つ事は、ただ相手を「愛している」だけでは足りません。
- Zincer
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私も専門家では無いので、高校レベルの知識ですが。 ご存知のように、人には23対(46本)の染色体があります。23対と言うのは受精の時に両親から23本ずつの染色体を受け継いでいる訳です。 遺伝子(染色体上の遺伝情報)は100%完璧にコピーされませんし、また先天的にエラーを含んでいる場合がありますが、赤の他人の場合には同一のエラーを含んでいる割合はほとんど0です。しかし、血縁関係がある場合にはもとが同じ人間の物ですから同一の場所にエラーを含む割合がかなり高くなります。ここではエラーと表記しましたが優れた遺伝情報の場合でも同様です。ymmasayanさんの回答にもありますが >(1)正常なケース >(2)非常に優れたケース >(3)非常に劣るケース >が有るのですが、血族同士の結婚では(2)(3)の率が高くなります。 と成るのはこの為です。 ですが、nobubzさんの場合「はとこ」と言うことは3世代前が同一人物ということですよね。数学的は同一の遺伝情報を含んでいる可能性は単純計算で1/8と成りますが、この中にエラーを含んでいる可能性は無視少であるといってもいいと思います。法律的にも何の問題も無いわけですし、もしかしたら大天才が生まれるかも知れませんが、まあそれは期待せずに普通の子供で良いじゃないですか。 お幸せに!
- jun1038
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こんばんは。 はとこというのは、いとこの子ども同士という関係なのでしょうか。 日本の法律では、3親等以内の近親結婚は禁じられていると思います。 いとこ同士は4親等ですから、結婚できます。 はとこは6親等となりますから、当然結婚できます。 ではなぜ近親結婚が禁じられているかといえば、 それは古くからの道徳ということもあるでしょうが、 nobubzさんが心配されるように、生まれたこどもが、 さまざまな障害をもって生まれてくる確率が 一般の場合より高くなるからです。 人間は大変多くの遺伝子を持っていますが、 遺伝子のコピーの時のミスなどにより、 ごくわずかな遺伝子ですが、 その人にとって悪い働きをする遺伝子も、持っているのです。 でも、遺伝子は2つ(父方と母方)でワンセットなので、 たいていの場合、その悪い働きをする遺伝子は、 ペアの遺伝子の働きが強い(優性といいます)ので、 表に現れません。 近親結婚の場合は、 父方と母方の遺伝子の内容が一致する確率が高くなり、 そのために悪い働きをする遺伝子があった場合、 その作用がストレートに出てしまう確率が高くなるのです。 でも、いとこ同士の結婚が法律で認められているわけですから、 4親等くらいになると、そういった確率は一般の場合とそれほど違わないのではないでしょうか。 まして6親等なら、ほとんど気にする必要はないと思われます。 別な視点から 1.古代の日本の皇室とか、エジプトの王朝などでは、今で言う近親結婚は普通に行われていたそうです。日本の場合、異母兄弟姉妹なら結婚できたとか。 たしかにいろいろな障害を持った子供も多少は生まれたかもしれませんが、 優秀な皇帝の血をより濃く残す、優秀な王を生む、といった点では それなりに合理的であったのです。 わたしは競馬は全く詳しくありませんが、サラブレッドなども同じようなことをして、足の速い馬を生産しているのだとか。 2.今はどうか知りませんが、カーストの厳しい(厳しかった?)インドでは、 理想的な結婚は、いとこ同士の結婚なんだそうです。家の格がほぼ同じですからね。でもインドで、だから奇形児が多いなんていうことは、少なくとも私は聞いたことはありません。 3.血のつながりがなくとも、遺伝子が原因したり、それ以外のさまざさな原因で、障害を持った子供が生まれることはあります。 その時に、どうするつもりですか。障害を持った子供を育てたくないですか。 私は結婚していて子どももいます。子どもができた(妻が妊娠した)とき、 2人で話し合いました。もし万一、障害を持った子どもが生まれても、それは私たちのかけがえのない授かりもの、宝物であるから、一生懸命育てていこうと。 nobubzさんと彼女の現在の状況がどんなものか、どれくらい真剣なものか、は知らないので、失礼な言い方になってしまうかも知れませんが、 「はとこ同士の結婚では、まったく血のつながりが無い場合よりもごくわずかは奇形児などがうまれる可能性が高まりますが、それは本当にごくわずかだと思います。でも、少しの確率でも奇形児が生まれるのがいやだ、そんな子は育てたくない、というのなら、お互い別な相手を捜したほうが良いでしょう。」 と言ってしまいたいです。 いかがお考えですか。