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高校一年の古典 掛詞・序詞について

カテ違いだったらすみません。 題名の通り、掛詞・序詞の意味の違いが分からないんです。先生の話を聞いていても同じように聞こえるんです。微妙なニュアンスの問題だったりするんですか??今入試で学校が休みで 学年末に出るので、失敗できません。詳しい方よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#160411
noname#160411
回答No.4

「枕詞と序詞」ではなく、「掛詞と序詞」でよろしいのですね? 高校一年で扱いそうなものとして 風吹けば 沖つ白波 竜田山 夜半にや君が ひとり越ゆらむ を例にとってみます。この場合、次のようにお答え下さい。 Q.序詞を抜き出せ。 A.「風吹けば 沖つ白波」 Q.説明せよ。 A.「たつ」を導く。 Q.掛詞を抜き出せ。 A.「たつ」 Q.説明せよ。 A.「立つ」と「竜」との意味を掛け持たせている 習った本文を具体的に書いてもらえると、もっと的確にアドバイスできると思います。

その他の回答 (3)

  • musai
  • ベストアンサー率57% (61/107)
回答No.3

掛詞と序詞は明らかに性格が異なるもので、微妙なニュアンスの問題とは思えません。序詞と枕詞は、少し似たところがありますが。 念のため、枕詞を含めて、百人一首の歌を例に、三者の違いを示しておきます。 【掛詞】 同じ音を利用して、一つの言葉に同時に二つの意味を持たせる修辞法で、主に韻文で用いられる。 例:花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに 「ふる」が「降る」と「経る」、「ながめ」が「長雨」と「眺め」の両方の意味を持っている。 【序詞】 和歌などで、意味や音からの連想により、ある特定の語句を導き出すために、その語句の前に置かれる言葉。特定の語句を導き出す点で枕詞と似た修飾機能を持つが、枕詞が一句五音を基本とし、被修飾語との関係が固定しているのに対して、序詞は二句以上でも制限がなく、また、他の語句と組み合わせての使用も許される。 例:あしひきの 山鳥の尾のしだり尾の なかなかし夜を ひとりかも寝む 「あしひきの 山鳥の尾のしだり尾の」までが「長々し」の序詞 【枕詞・枕言葉】 昔の歌文、特に和歌に用いられる修辞法の一つで、特定の語句に冠して、これを修飾したり語調を整える言葉。普通は五音であるが、三音、四音、七音のものもある。枕詞と枕詞を冠する語句との関係が固定しており、自由な使用を許さない点で、序詞とは異なる。 例:ひさかたの 光のどけき春の日に しづこころなく 花の散るらむ 「ひさかたの」が「光」にかかる枕詞。他に「空」「月」「雲」などにもかかる。 なお、序詞の項で例に引いた「あしひきの」も、「山」にかかる枕詞である。

  • vivienne2
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回答No.2

確かに、この線引きはとっても難しいんですよね。 私も現代短歌や和歌を嗜んでいるので、修辞についてもきちんと復習をしているつもりなのですが、この2つを分けるポイントは、「長さ」くらいしか思いつかないくらいです。意味合い的にはほとんど同じなんですよね・・・・質問者様が既に仰っているように、本当に微妙なニュアンスです。 使い方や意味に関しては#1様の仰っているとおりです^^ 「掛詞」は単語、もしくは言葉の一部のみで表現されます。縁語との組み合わせも多い修辞です。あまり冒頭にくることがなく、2句目以降に登場していれば、掛詞と解釈していいと思います。 「序詞」は表現そのものが長く、音数も不定、自由なのが特徴で、掛詞と違うのは「受ける語を固定しない」というところです。歌の流れを汲んで冒頭から始まることが多いので、「枕詞の長いもの」と解釈しても良さそうです。 ハッキリとした違いは、このくらいなのですが・・・・。多分、考査範囲の中に「掛詞」「序詞」を習った時に取り上げられた和歌が幾つかあると思います。考査への対策としては、教科書に載っている「序詞」を含むとされる歌を暗記しておき、それ以外を「掛詞」として覚えておくか、もしくは逆の方法をするか・・・・。 区別の難しい修辞には違いないので、これで参考になるかどうか(;⌒▽⌒A) 例文がお手元にございましたら、補足をしてください^^ (私も、修辞に関しましては小倉百人一首でしか覚えていないので、あまり自信がないのですが、お力になれることがあれば・・・・) それでは頑張ってください♪

回答No.1

こんにちは。 >>先生の話を聞いていても同じように聞こえるんです。 うーん、難しいですよね・・・。 どちらもシャレです。 (例) 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身よにふる ながめせしまに 「ながめ」が、「眺め(ぼんやりと物思いに耽る)」と「長雨」の両方の意味になります。 まさに駄洒落ですね。 このおかげで、「長雨を見ながら、ぼんやりと物思いに耽る」さまが、よく現れてきませんか? 「序詞」の方はちょっと難しいです・・・。 (例) あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む 「あしびき」は「山」の枕詞で、意味はないです・・・。 この場合、「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の」が「ながながし」に対する「序詞」です。 単に「長い夜」ではなくて、「序詞」の部分のように長いというような、修飾の意味ですね。 つまり、「ながながし」という言葉を引っ張り出すためだけに、こんなに手の込んだ事をしているわけなんですが・・・。 シャレですね。 わかります? (^^ゞ

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