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仏教美術を勉強したいのですが
文系の他大学の大学院を来年2月に受験しようと思っています。日本の仏教美術で、仏像(飛鳥、奈良時代頃)について、特にその表情に注目して、時代や世相との関係を調べていきたいと思っているのですが、まだ詳しくこの分野のことを知っているわけではなく、このような研究がそもそも成り立つのか、先行研究の論文はあるのかなどの情報が乏しく、研究計画が立てられない状況です。とりあえず、先行研究を探してます。上記のことについて何か知っておられましたら、教えて下さい。
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私の師は故人で会津八一門下の碩学でしたが、私自身少し古すぎ新しい人をあまりよく知りません。 関根先生は[奈良の仏像 鑑賞の手引き 上・下]で知りましたが、昨日紹介したように先生が質問をオープンに受け付ける 例は少ないですから、質問があったらぜひメールを出すことをお薦めします。 著作は、Yahooで購入可能です。 http://shopping.yahoo.co.jp/books/art_and_entertainment/art_print_and_carving/191601/title_list20.html ●関根俊一(せきね・しゅんいち) 帝塚山大学教授。慶応大学大学院修士課程修了。 美学美術学専攻。奈良国立博物館学芸課より文部技官、 主任研究官、普及課長を経て現職。 美術史と工芸史の教鞭をとる。埼玉県出身。
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- honekawa
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仏像の表情、というのがいまひとつ分かりにくいんですが、 要するに様式上の表情のかたちなのか、 彫刻造形パターンとしての表情のかたちなのか、 もしくは精神表現としての表情というものに着目されているのか、 それとも他の意味での表情、というものに注目されているのでしょうか。 いずれにあてはまるかで、こちらの答えも変わってきますが、とりあえず、 ここでは単純に、仏像の表情、という観点で解釈して回答させていただきます。 私も、大学で仏像彫刻史を専攻し、いまなお別の大学で更に仏像を勉強している のですが、当方の知る限り、表情をメインとした彫刻史研究というのは、様式や 造形の比較という点においてはかなりあります。と、言うより彫刻史研究におけ る様式検討そのものが、各時代の仏像の表情のかたちをふまえて行われているこ とはご存知かと思います。 また、それ以外の意味における表情というものを取り上げた論文とか先行研究に ついては、まだよく知らないし、手元の文献リストにも載っていません。
お礼
やはり様式研究になってくるのですよね。私はできれば、表現の中に精神的なものを見出したいと思っていましたが、中国からの模倣であったりするだけの場合もあり、実際難しいようです・・・。詳しいお話、ありがとうございました!
- Eivis
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関根俊一先生という方に直接メールをお出ししてはいかがでしょう、、、メール歓迎の先生です。 ・・・多分貴女のように、分らないことで悩んでいる方に適切なアドバイスを下さると思います。 http://center.tezukayama-u.ac.jp/prof/syousai.stm?cd=95
お礼
ありがとうございます。早速お聞きしてみようと思います。ところで、関根先生という方はどのような方なのでしょうか。美術史の専門家の方ですか?よく知らなくて・・・。よろしければ教えて下さい。
お礼
ありがとうございます。帝塚山大学のHPに、関根先生が紹介されていました。お聞きしてみようと思います。紹介していただいた先生の著作も、読んでみたいと思います。この分野は、興味はありましたが大学でやっていたこととは違う分野なので、どう入り込んでいけるかと模索中です。院を目指すにあたって方向を明確にしていかなければなりません。頑張ります。