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院試出願の際の提出物について
私は今春に大学を卒業して、他大学院文学科(学部と同じ研究分野)を受験しようとしている者です。 希望大学の募集要項に、『出身大学に提出した卒業論文または、志望する研究分野に関する論文』(口述試験で使用するようです)を提出するようにとありました。 研究テーマは学部のときと同じ(方向性が同じ)です。しかし、扱おうと考えている文献が学部時代と異なる場合、新たに論文を書いたほうが良いのでしょうか? 『志望する研究分野に関する論文』というのは他の分野からの受験生を念頭においての記述なのか、それとも…?と、悩んでいます。 どなたかご回答くださるとありがたいです。
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社会科学系の者なので人文科学系についてわからないところもあるのですが、基本的には学部段階で卒業論文が選択であった人向けの記述なので、卒業論文を書いているのであればその提出で済むと思います。 大学院に進学するということは、何らかのことを論文にまとめ世に出すことを目指すわけですが、学部の卒論レベルの「論文の書き方」をスタートラインにして指導するわけにはいかないので、「論文の書き方」くらい身に着けてきてるよね?という確認のために使われます。論文の評価は、テーマ・着眼点・証明に至る論理などの軸がありますが、それに加え、論文としての姿かたちを取っているかというものがあります。論文の書き方を身に着けてちゃんと論文の形に最低限できるかどうかということをチェックするのだと思います。 たぶん、論文のほかに研究計画書なり志願理由書なりを提出することになると思うのですが、「学部の卒業論文で取り上げたテーマは○○であるが、これを基礎に修士論文では△△の文献を中心にして□□な視点から論じたい」とか書いて、学部の卒業論文と大学院の修士論文の関連付けを説明しておけばいいと思います。面接では、それらの確認のために質問がなされるだけです。 あと、どうしても心配なのであれば、進学後に指導してもらうつもりの大学院の先生に現在の卒論のドラフトを渡して、この完成系を院試に出すつもりだけどいいかな~って聞いてみてはどうでしょうか。院試を突破したあとは、学部の卒業や修士への入学を待たずにその日から修士論文作成のためのスタートが始まるわけですし、それくらいのコミュニケーションは今のうちからとっていてもいいと思いますよ。
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- saitamasan
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これは大学院入試の本に書いてあったことです。 それは、自分が書いた論文が明らかに違えば、もう一つ関連性のある論文を書くのも手段だそうです。 これは、すべて書き直すのではなく一部書き直す、といったものでした。 しかし、時間的に余裕がなければ、そのまま提出してもかまわないとのことでした。
お礼
saitamasanさん、ご回答どうもありがとうございました。 大学院入試の本にはそのように書いてあるんですね。今はあまり余裕がないので、一部書き直しかそのまま提出か…を考えてみます。
お礼
chidori_koさん、丁寧なご回答をどうもありがとうございました。 >学部段階で卒業論文が選択であった人向けの記述 >論文の書き方を身に着けてちゃんと論文の形に最低限できるかどうかということをチェック こういった意味合いでの表記なのですね…なるほど! それから面接のことまで詳しい説明を頂きまして、とても助かります。面接での質問に提出する論文がどう使われるのかということがわかり、参考になりました。 補足にも書きましたが(質問文が説明足らずで本当にすみません)、実は希望する院では研究計画書や志願理由書の提出が求められていません。 そのあたりは、希望する研究室の先生に連絡を取ってみようかと思いました。これからのことを考えると、chidori_koさんのおっしゃるとおり、ある程度のコミュニケーションをとっていてもいいですよね。 こと細かにご回答いただきまして、本当にありがとうございました。
補足
すみません!質問文で説明不足、また言葉の使い方におかしいところがありました。申し訳ありませんが、こちらの補足欄で訂正させていただきます。 ○質問文に「今春卒業して」とありますが、「2005年3月に卒業した」という意味で書いたつもりでした(-_-;;;言葉の使い方を知らず、誤解を与えてしまいすみません。 ○出願の際、研究計画書・志望理由書の提出は求められていません。 もう少し、質問文を吟味してから投稿すべきでした…