1. その時代、世界はフランス、イギリス、オランダ、アメリカなどの少数の欧米諸国(列強)の植民地と化し、アジアでの独立国は日本とタイだけでした。そして、植民地の争奪戦は続いていて、完全な植民地でなかった中国を列強が狙っていたのです。
一方、独立を維持することが明治維新以来の国家の目標だった日本は、日清戦争の勝利で得た朝鮮の独立で、ロシアに対する防波堤が出来ることを期待しました。しかし、ロシアの植民地化していく朝鮮の姿に戦慄し、朝鮮が完全な植民地になる前に、ロシアと戦う決意をし、日露戦争となります。多くの名将達の必死の戦いで勝利を得ます。その後、朝鮮から日韓併合の話が持ち上がり、その反対筆頭の伊藤博文が暗殺されることで、日韓併合が進みます。朝鮮を日本にして、5000校の小学校、多くの保健所、水力発電所などを作成し、朝鮮人の生活レベルを日本人と同じにする努力が行われます。その後、天才石原莞爾の戦略で満州国を作り上げ、朝鮮と同じ事をおこないます。
そして、中国の利権を狙う米国と日本が対立することになったのです。さらに、ドイツがヨーロッパを占領してしまったので、米国はドイツと戦いたかったのですが、米国民が反対でした。そこで、米国は、ハルノートで、満州の利権を米国に譲るか、石油禁輸で日本の戦争能力を奪うことにしました。その結果、日本が米国に戦いを始めることを期待したのです。日本は、熟慮の上(間違った判断でしたが)、植民地になるぐらいならと全力で戦いを開始し、世界の植民地を解放することを戦争の目標としました。
従って、日本側の目的は植民地解放による石油資源の自由な交易であり、アメリカ側の目的は、ドイツからのフランス開放と日本の植民地化です。
2. 日本は、占領地域に原住民による軍隊を作り、その結果、日本の敗戦後、再植民地化のために再上陸してきた連合軍は敗退し、植民地が独立できました。でも、日本は敗北しました。そして、連合国は、過去の植民地支配を隠すために、植民地を奪われた恨みを晴らすために、原爆の非道を隠すために、戦後の言論の無い時代に、あること無いこと日本を悪者にでっちあげ、日本人を洗脳したのです。しかし、日本が作り出した植民地独立の大きな流れの中で、日本も独立することになり、日本の大東亜共栄圏の仕組みを欧米がまねをして、新たな世界が生まれした。自由貿易が可能になった日本は、軍事優先から経済優先に国策を切り替え、現在のような経済大国になったのです。日本人自らの大きな努力、犠牲の上になりたっている現在の豊かな社会です。
ですから日本は悪者ではありません。虐殺もほとんどが連合国のでっち上げです。あの戦いは、間違ったものでしたが、同時に、世界の歴史を変えた偉大な戦いでもあります。
3.ビルマも、同様に日本の影響とビルマ自身の努力で独立できました。