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電車による人身事故
JR中央線が毎日のように人身事故を起こしています。 そこでフト疑問があるのですが、 電車による人身事故の場合も 車の事故のように運転手の業務上過失が問われるのでしょうか? その場合JRの運転手はとてつもなくリスクの高い 職業に思われますが、、、
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鉄道の線路上は、人が入ってはいけない場所です。 したがって、鉄道の運転に際しては、線路上に人がいないことが前提になっています。ここが道路上の車と大きく違うところです。 したがって、前方をみていなかったなどの大きな過失がない限り、鉄道運転手が責任を負う事はまずありません。
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踏切事故ですが、02年4月3日JR上越線第二江田踏切で前村一樹君(当時12歳)が中学校の入学式直前に轢かれた事故では、JR側は前村君の一方的過失と主張しましたが、前橋地裁はJR側にも踏切の管理に手落ちがあるとして2割の過失を認定、現在東京高裁で係争中です。 また過去の資料を見ても、乗客が列車とホームとの隙間に転落して、列車とコンクリートの間に挟まれて死亡した事件で、鉄道会社はホームの構造、形状、乗降客の数、混雑状況、乗降客の挙動、平素の乗降状況等の個々の具体的事情に対処して、可能な限り事故の発生を未然に防止できるよう万全の措置を講ずべき義務があると述べているものがあります。 事実、94年から00年の間に視覚障害者の方がホームから落ちて11人が死亡、5人が重症になっており、これを全て転落した本人の責任とするのは無理があると考えます。 運転手個人は責任がないとしても、鉄道会社の責任が免責されるとしたら、体の不自由な方の社会生活はどうなるか、考えてほしいと思い、敢えて他の回答者への反論とします。
- donbe-
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#1さんの回答のとうりです。 逆に、ケガをされた方に、賠償請求される可能性もあります。
事故原因が運転手のミスであれば当然業務上過失致死になります。 2001年6月24日の京福電鉄越前本線の列車が正面衝突した事故では、単線の待避線の運転手の信号無視が原因で、運転手個人はもとより、京福電鉄は同線を手放し第三セクターえちぜん鉄道になりました。 2002年2月22日の鹿児島本線追突事故でも、先行する普通列車がイノシシを轢いて停止中に後続の快速列車が追突しましたが、原因は徐行の信号を無視して快速が加速したもので、これも運転手個人はもちろんJRのシステムにも問題ありと処分されました。 通常事故がおきますと警察は関係者の処罰を目的に捜査をしますが、それ以外に航空・鉄道事故調査委員会が事故原因の究明にあたります。 運転手に責任のない事故、例えば踏み切り事故は、運転手個人の責任はなく、鉄道会社が適切な管理をしていたかどうかが捜査され、適切であれば踏み切りに進入した側が責任を問われますし、ホームからの転落、すれ違い列車の接触(営団地下鉄で脱線して衝突)なども同様です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E6%AD%A6%E9%89%84%E9%81%93%E6%96%B0%E5%AE%BF%E7%B7%9A%E7%94%B0%E7%84%A1%E9%A7%85%E8%BF%BD%E7%AA%81%E4%BA%8B%E6%95%85
お礼
回答ありがとうございます。 確かにそうですよね。 事故を起こした運転手一人一人が 逮捕されて裁判になってなんてやってたら 何人いても足りないですものね。。 これでつっかえが取れました。 どうもありがとうございました。