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イオン交換クロマトについて
イオン交換クロマトについて調べています。 例えば陰イオンクロマトだったら、正の電荷をもった担体に 溶液中の陰イオンが結合するわけですが、では、この担体に結合した状態の 物質の安定性というのはどう変わるのでしょうか。 室温で安定(もちろん溶液中で)な物質が、担体に結合した状態だと 他の物質に変換したり分解しやすくなるというようなことはあるのでしょうか。 回答よろしくお願いします。
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MiJunです。 いろいろ置換基があって難しそうですね? 「シクロヘキサジエニル」に関して検索すると、以下の参考URLサイトがHitしましたが、参考になりますでしょうか? ⇒#2の回答で調べるか、樹脂メーカーのテクニカルサポートの問い合わせてみてはどうでしょうか? もう、既に文献調査はされているのでしょう・・・? ご参考まで。
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>室温で安定(もちろん溶液中で)な物質が、担体に結合した状態だと他の物質に変換したり分解しやすくなるというようなことはあるのでしょうか。 ありますよ。カタカナが延々並んでいて.どのような物質か分かりませんでしたが.年会抄録を読むと何年に1回か誰かが発表しています。 日本化学会の年会の抄録が公開されていますから.探してみて下さい。 わたしの化学の知識では.反応機構から.おおざっぱに起こりやすいと見当はつくのですが.その内容を人に説明できませんから。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり不安定化することがあるんですね。 早速その抄録を探してみます。
MiJunです。 >熱に不安定な物質 この物質は「有機」あるいは「無機」物質でしょうか? それともタンパク・ペプチド・生体微量物質(生体成分)等、あるいはアイソトープ類でしょうか・・・? 可能であれが、補足お願いします。
補足
補足します。 この物質は有機物で、シクロヘキサジエニルにカルボキシル基と 水酸基、さらに-CH2-CO-COOHが付いた構造をしています。 放っておくと、熱によってカルボキシル基と水酸基が取れるようです。 ・・・という文献を読みました。 参考になりますでしょうか?
MiJunです。 >室温でも安定な物質があって、 夾雑物を除くために陰イオン交換カラムに通す場合、 具体的な例があっての質問でしょうか・・・? 個々の例に関しては、イオン交換樹脂メーカーのブローシャー等が参考になりますし、場合によっては特許検索された方がbetterかもしれませんね? 補足お願いします。
補足
回答ありがとうございます。 実は、具体的にそういう物質をカラムにかけようという訳ではありません。 ただ、熱に不安定な物質を低温室でイオン交換カラムにかけて精製しよう、 という実験をしているので、さてこの物質はカラム内で勝手に分解したり しないだろうかと、ふと疑問に思ったのです。 比較的安定な(例えば室温でも分解・変換しない)物質が、カラム内では 不安定になってしまう場合があるならば、もともと不安定なものは さらに気を付けないといけないかもしれないなぁ、なんて思い、 こういう回りくどい設定の、妙な質問になってしまいました。 先に仰っていた本と合わせて、メーカーの資料なども調べてみようと思います。
「この担体に結合した状態の物質」とは、陰イオンのことを指しているのでしょうか・・・? 全体的に質問の意味が分かりませんが、以下の参考URLサイトには関連質問の回答がありますが、参考になりますでしょうか? この中で#2で紹介した本を参考にしてください。 ご参考まで。
お礼
回答ありがとうございます。 担体に結合した物質というのは、仰るとおり陰イオンのことです。 例えば、溶液中で陰イオンの形をとり、室温でも安定な物質があって、 夾雑物を除くために陰イオン交換カラムに通す場合、このカラムを 冷やす必要が生じる場合があるのか、というのが知りたい内容です。 普通に考えれば、室温で安定なのだから室温でイオン交換すれば良い、 ということになると思いますが、もし、ある物質はイオン交換中に不安定な 状態になる、というのであれば、もしかしたら冷やす必要があるのかも 知れないし・・・ということを考えています。 この時期、大学の図書館も休館しているので、お勧めの本は近くの 本屋で探してみようと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 さまざまな助言ありがとうございました。 参考文献、参考URLなど使いながら、もう少しイオン交換クロマトについて 勉強してみようと思います。