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合弁花と離弁花の違いについて
今、子供と一緒に花のつくり(花びらの数)について調べています。 花には合弁花と離弁花があって、タンポポやヒマワリは花びらがたくさんあるように見えて、じつは花びら1枚の花が集まって1つの花をなしている合弁花なのだと知って感心しています。(これは正しいでしょうか?) そこで、合弁花と離弁花の違いですが、アサガオやキキョウなどのように花びらがくっつているものは合弁花であるとすぐわかるのですが、タンポポやヒマワリのように一見離弁花のようでじつは合弁花であるというものはどういうふうに見分けたらいいのでしょうか? よろしくお願いします。
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既にご存じのようですが、花弁(=花びら)が合着していれば合弁花、一枚一枚離れていれば離弁花です。 雌しべの数で決まるものではありません。 >たんぽぽやひまわりは合弁花ではなく、集合花と言います。 集合花というのは、花が集まった「花序」の概念であって、 花弁が合着しているかどうかで決まる、合弁・離弁とはまた別の概念です。 (集合花というのは、実際はあまり聞かないものですが・・・) キク科の場合、筒状花を基準としているようで、合弁花に分類されています。 マリーゴールドもキク科ですから、同じく合弁花です。 センニチコウでは、色が白とか赤とか紫に見えるものは、苞(苞葉;花序の中の部分にある葉が変形したもの)と呼ばれる器官です。 よく見ると、その中に小さい花があるのが分かると思います (十分に成長していないと、咲いていないかもしれないので、分からないかもしれませんが。)。 例えば、 http://www6.plala.or.jp/canpost/flower/sennichiko.htm の写真の中の、白いぽつぽつが花です。 その小さい花を調べると、花弁が一枚一枚分かれていて、離弁花であることが分かると思います。 例外もあって、ウリ科は合弁花を持っていても、離弁花類として扱われているそうです。 理由は、分かりませんけど(ちゃんと調べるべきでしょうけど、すみませんが、ここでは割愛させていただきます。)。 進化学的には、離弁花より合弁花の方が進んだ植物と考えられています。 ・・・と書き込もうとしたら、新しい答えが出ていましたね(^^;
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ありゃ、既に御覧になってたのですね。。失礼しましたm(__)m 合弁花とは 双子葉植物のうち、花弁が全てまたは一部癒合したモノを言います。 (全て癒合したモノが『花冠』です。) よって見分けるのには『花びらがくっついているかどうか』が基準です。 花びら(花弁)が一枚づつ「花床」から生えているのが『離弁花』ですね。 ヒマワリやタンポポの見分けるには花を構成する『舌状花』『管状花』 を観察する必要があります。 『舌状花』は花びら一枚で独立してますが、全ての花弁が一体化してると 考えるので「合弁花」 『管状花』も花冠を持つ「合弁花」なので結局は 花全体も『合弁花』となるのです。 集合花の一つを取ってきて分解・観察するとよく解ると思います。
以前「マーガレット(集合花)」についての質問に答えさせて頂きました。 そちらが参考になれば良いのですが。。。(^^ゞポリポリ
補足
早速のお答えありがとうございます。 今回質問する前に、マーガレットの質問は参考にしたのですが・・・(苦笑)。 じつは、家の周りに咲いている花の花びらの数調べをしていて、そして合弁花や離弁花ということを知ったのです。 その中に合弁花かどうかわからない花がありまして(マリーゴールドやセンニチコウなど)・・・。 合弁花かどうかというのは、めしべの数で決まるということなのでしょうか?
- p_nonoko
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正確には、朝顔や桔梗が合弁花で、たんぽぽやひまわりは合弁花ではなく、集合花と言います。 また、集合花にも2種類あり、一つはおしべだけのもの(この場合雌花は別の場所にあります)、もう一つはおしべとめしべが両方入っているものです。下記のサイトで、写真入りで説明していますので、ご覧になって下さい。
お礼
みなさん、たいへん詳しく、ありがとうございました。 とっても参考になりました。 センニチコウ、白いものが花だったのですね。 「ほぉ~」と言いながら見ました。