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アクティブグラウンド
私は今、PWMDACの勉強をしています。その基準電圧にアナログデバイゼス社のAD588を用いています。が、このICにアクティブグラウンドという言葉がでてきます。このアクティブグラウンドとはいったいなんですか?私はグランドにオペアンプのバッファがあるからと単純に思ったのですが...。教えてください。更にその利点等なんでもよろしいので教えていただきたいです。
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手持ちのアナデバ資料には active ground の語句が見あたりませんが、常識的には ZenerとA1の共通電位がアンプA2によって与えられるのを、そう表現してるのだと思います。(どうやら昔はフローティングアースやローカルアースと呼ばれてたそうですが)、この device の場合は target側の基準電位を戴いてそれに合わせる、アンプA2を使うことで 配線抵抗と負荷電流による誤差が生じないようにする; これは 古くから低抵抗や微小電位の測定で kelvin接続 と呼ばれてる手法なので この datasheet も それにのっとって書かれてます。 余談ですが 確か、いわゆる driven sealed(シールドと信号ライン間の静電容量を、シールドをアンプで駆動して見かけ上打ち消す手法)を active sealed とかactive groundと書いてる日本の雑誌を見たことがあります。英語圏では単に アクティヴ シールド では意味するところが漠然としすぎるので ケルヴィン接続 のように固有名詞っぽく言うようです。
お礼
御礼の言葉を書いたつもりが、なぜかのっていなかったので、改めて書きます。本当にありがとうございました。私の説明不足でしたが、データシートは人からゆずってもらったもので、アクティブグラウンドというメモ書きがしてあったので、気になって質問してしまいました。