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日本の裁判は和解が多いような気が
素人の印象ですが、日本の民事裁判は、調停による和解になるケースが多いように思いますが、これは他国と比べて実際にはどうなのでしょう? また、裁判所が調停を勧めているように思うのですが、裁判所にとってそうするメリットはあるのでしょうか?
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企業の法務に昔いた事があります。 民事裁判官は、ご質問の通り和解を好みます。伝えに聞いたところ、裁判官は件数をこなさなければいけない。件数をこなす事が成績が上がると聞いたことがあります。 知り合いの弁護士に聞いたところ、半分はこの事もあたっているそうです。和解も判決も件数は1回だけれども、判決を書く手間が和解は省けると! また、和解だと判決と違って控訴される心配はない。控訴されて上級審でひっくりされないまでも、法の解釈を上級審の裁判官に見られて訂正されてのを嫌がると!
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- buttonhole
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日本では民事訴訟になっても、和解による決着を好み、アメリカでは判決による決着を好むというようなイメージがありますが、決してそうではありません。 アメリカでは、証拠開示制度(discovery)が充実していますから、早期の段階で相手方の手持ち証拠の内容を知ることができます。そうしますと、訴訟の勝敗が予想できますから、分が悪い方は和解に持ち込んだ方が有利ですし、勝訴する可能性が高い当事者にとっても、時間を掛ければ訴訟にかかるコストがかさみますから、和解した方が得策な場合があります。ですから、和解による決着は少なくありません。
- kaz1916
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民事裁判は刑事裁判と違って刑罰を科することはありません。 判決で、全く納得のいかない結果を受けるのと、和解の中で多少の不満があっても、双方ともぎりぎり納得の出来る範囲での結果と、どちらが合理的でしょう。 いくら和解と言っても、明確な法令違反に対してはそれを斟酌した上での提案がなされますから、実際には判決に等しい案が提示されることになります。 先日の特許権に関する和解でも、「判決でも同じ結果になる」と原告が判断した事でもお分かりだと思います。 勿論、短期決着が望ましいのは言うまでもありません。 しかし裁判所サイドの都合というのは、少々うがちすぎの感がいたします。(実際、結果的にその側面があることは想像できますが、その為、と言う事はあり得ません)
- adaypajimy
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人間が人間である為のメリットというか、和解が一番人間的な解決方法であり、望ましいからではないでしょうか。 裁判所の利害で行動を起こすというような言い方は、何に関してもできないような気がします。 他国で思い浮かぶのが、訴訟国家アメリカが思い浮かぶと思いますが、個人的な意見ですが、どうでもいいことに判決出させて、金出させているのには理解しかねます。 人間的な道徳観として和解が一番いいのではないでしょうか。 とは言っても、裁判をしている方としては、気が済まないという感情はありますよね。私の父もある裁判をして、和解をしましたが、こちらに非が無いだけに和解では不満足なようでした。 でも人間同士の争い解決は、 和解が望ましいのだと思います。
お礼
回答して頂いた皆さんへ、 ありがとうございました。前々から質問のようなことを考えていました。おそらく日本の国民性なのかなと思っていましたが、客観的に比較した資料もわかならいので、一度、ここで聞いてみようと思ってみたわけです。 もう少し、お答えをいただきたいと思いますので、オープンにしておきます。