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自動車のエンジンストップ時の空ぶかし
2回目の投稿になるかと思います。みなさんよろしくお願いします。上記の件ですが、たまに車のイグニッションスイッチを切るときに、アクセルを少し踏んで、エンジンの回転数を上げてからスイッチを切っている人がいますが、あれの意味は何でしょうか? また、これはガソリンエンジン、ディーゼルエンジンの共に、なにか効果があることなのでしょうか? よろしくお願いします。
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現在の車では、あれは全く意味がありません。 単なるガソリンの無駄遣いであるばかりか、エンジンを傷めることにもなります。 はるか大昔の車(手動チョーク、手回しクランクの時代)では、エンジンを止める前に空ぶかしをすることによって、シリンダー内に濃いガスを充満させたままで止まることになるので、次に始動する時にかかり易くなる、という考えでこういう操作をしている人もいました。 当時は、キャブの性能も悪く、セルモーターの馬力も弱く、その上バッテリーの能力も低い時代でしたから、こういう操作もある程度の効果があったのかも知れません。 しかし、現在の車はほとんどが電子制御ですから、どんなに極寒の状況でも最適な混合ガスがいつでも即座に作り出せるようになっているので、こんな操作をする必要は全くありません。 しかも、こんなことをすれば、シリンダー内でガソリンが液化し、折角オイルで潤滑されているシリンダーの内壁を洗ってしまうという問題があります。そして、いつもこんな止め方をしていると、エンジンオイルが次第に薄められてしまうという問題にもつながり、それこそ百害あって一利なしです。 いまだにこういう操作をしている人は、大昔の自称ベテランから上記のような話を吹き込まれているか、あるいは、単にカッコ良さ?を狙ってやっているだけなのでしょう。 とにかく、あれは絶対に無駄です。必要ありません。
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- takarajun
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#2余談ですが エンジンを止める時、エンジンキーをOFFにしても、僅かですがエンジンが回転しますね。だから「生ガスがシリンダー内部に入るのを防ぐためだ」と言って、わざと“エンスト”させてエンジンを止める、変な奴が昔い居ました。 当然オートマティックではなく、マニュアル車。 トップに入れてアイドリング状態でパッとクラッチを離して。理にはかなっていますよね(笑)
全くの無意味です。 環境破壊行為ですので、止めるべきです。 ターボ車の場合には、高回転で長時間乗ってきたというのであれば、 アフターアイドリング装置と言って、エンジンがある程度落ち着いてから停める装置もありますが、 その行為とは全然関係ない行為です。 大昔(40年ぐらい前)の車の場合は、エンジン始動が今の車と違って悪く、そのようにしていたのでしょう。 でも、今の車はそのような行為をしなくても大丈夫です。 ただし、バッテリーやイグニッション装置の不具合を放置しておくと、 エンジンが始動しにくくなるので早急に修理するべきです。
- takarajun
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ディーゼルエンジンでも同様、全く何んの意味もありません。 ガソリンエンジンでは電気系統(点火のための)をカットして停止させるわけですが、ディーゼルエンジンでは燃料の噴射を止めてしまいます。 燃料の噴射が止まった状態で回転させても全く無意味です。単に空気を圧縮させて排出しているだけですね。
お礼
みなさん、ありがとうございました。 大変、参考になりました。 こんな質問に、こんなに早く多くの回答を頂けるとは‥。また今後も、よろしくお願いします。