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有限会社化のタイミング

現在サラリーマンですが、年度末に退職し独立する予定です。  幸運なことに、起業化初年度からそれなりの事業収入が見込めそうですので、年度明けの早期に(4-5月)有限会社を設立しようと考えています。    一方、今年度内には事業収入は見込めませんが、事業の立ち上がりをスムーズにするためには備品などは年度内に購入しようかとも思うのですが、有限会社設立前に大口の備品を購入してしまったら税務上損金扱いにはならないのでは、と思うのですがどう対処すべきでしょうか。

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  • techbrain
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回答No.2

個人事業から有限会社などへ“法人成り”する場合には、rise_osakaさんの言う通り、個人事業での資産を譲り受ける形になります。 尚、この資産が物的資産の場合には、通常、個人資産の受け渡しはいわゆる『現物出資』という形になりますので「費用」扱いではありません。 つまり、出資ですので『資本』という扱いですから、損金計上の様なことにはなりません。 (お分かりだと思いますが、B/S対象の科目であり、P/Lなどの勘定科目にはなりません。) 但し、個人事業での事業収入がある場合には利益が計上されることもあるので、損金益金の算入・不算入が問題になることもあります。 個人事業での事業期間が短く、比較的収益があがらないであろう予測から、利益計上されることもないとすれば、出資の形にするのが一番得策です。(税金対象にはハナからなりません) また、額面が大きく、有限会社移行の資本額を超える様な場合には、固定資産として個人事業から法人への売却という形にすれば、rise_osakaさんの言う減価償却対象にも出来るでしょう。PCなどのIT関連資産の場合には減価償却対象でありながら、費用計上できる場合(←年数や金額・台数などに制約条件がありますが)があります。 これらをうまく使えば利益の社外流出を防ぐことも可能です。 状況に応じて活用してみて下さい。 判らないことがあれば、中小企業支援センターなどに行き、我々のような経営コンサルタント(中心は中小企業診断士や経営士、税理士、行政書士などです。)を活用してみて下さい。 参考URLは中小企業・ベンチャー総合支援センター(東京)ですが、地元の地方支援センターの方が良いと思いますので、支援センターの類型 http://www.smrj.go.jp/dbps_data/_material_/chushou/a_ventrure/img/488_consult.gif をご参照の上、必要に応じて活用してみて下さい。 ●都道府県等中小企業支援センター http://www.chusho.meti.go.jp/shien_shindan/todou_sien.html http://www.smrj.go.jp/jasmec/link/ric.htm http://www.smrj.go.jp/utility/link/related/003533.html ●地域中小企業支援センター http://www.chusho.meti.go.jp/shien_shindan/chiki_sien.html 経済産業省・中小企業庁としても創業促進がもっとも大きな課題の1つになっていますから、現在は創業者向けの支援や補助金などがたくさん出ています。 うまく使って創業を是非成功させて下さい。私自身はbanterasさんの直接の力にはなれませんが、応援しています。

参考URL:
http://www.smrj.go.jp/center/head/index.html
banteras
質問者

お礼

詳細な回答ありがとうございました。 リンクも参考にさせていただきます。 お二人とも迅速な回答をいただいたにもかかわらず、お礼が遅くなり申し訳ありません。 今後ともよろしくお願いいたします。

その他の回答 (1)

回答No.1

先に個人で購入した小物は違うかもしれませんが高額な減価償却対象備品や設備などは法人化の際に個人から法人へ適正価格で売却すればそこから品物に応じた年数分減価償却対象になるはずです、また法人化に際しての出資金として現物出資もできます。

banteras
質問者

お礼

なるほど。 法人という人格が個人から適正価格で固定資産を買い取って事業を開始するというイメージで良いわけですね。 早速のご回答に感謝いたします。

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