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揚げ物で油が跳ねる理由
揚げ物をするとき水気があると油が跳ねますが,あれは油の微粒子の中に水が包み込まれるようになるからなのですか。水が外側で気化してもあれほど油は跳ねないのではないかと思うのですが・・・
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突沸と呼ばれます. 沸騰とは,表面ではなく液体(この場合は油)の中で気化する現象のことです. 理科の実験で,試験管内の液体を加熱するとき, 突沸を防ぐ為に「沸騰石」を入れたりします. 現象としてはキャビテーションに似ています. 小さな水滴が突然蒸発し,#1さまおっしゃるようにそれが潰れるときに, 衝撃波を発生します. 衝撃波はとても勢い良く伝搬します. その結果,周囲の油をフライパンから飛び立たせます. 焼けた鉄板に水をたらしたときにバチバチなるのは, この衝撃波が鉄板や周囲の空気を叩く音です. 雲の水滴のキャビテーションは飛行機の翼を微小な傷だらけにして, いろいろな材料学的効果から,遂には破断にまで至らしめます.
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- nitto3
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回答No.3
水は油より重いから沈んでゆきます。 その段階で沸点より高くなるから急激にガスになります。 そのガスの膨張と軽くなった水蒸気の力で飛ぶのです。 一種の水蒸気爆発です、大量に水を入れると危険なわけです。
質問者
お礼
イメージがよく捉えられるご説明だと思いました。有難うございました。
- adjective
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回答No.1
油に触れた水が、水蒸気になる。 体積の増えた水蒸気は、水と油の層で風船のように膨れる。 破裂するとき、近くの油と水などの熱いものが一緒に飛び散る。 熱したフライパンの上に水を数滴たらしても、パチパチ 破裂しますよね、アレと同じかと。鉄板は飛び散らないが 油ならくっついて飛び散るかとおもいます。
お礼
ご教示ありがとうございました。水と油の沸点のちがいも関係があるわけですね?