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辞書がつくられるまで
辞書がつくられるまでにはどのような過程を踏むのでしょうか? または、そういったことを紹介しているページを紹介していただけるとありがたいです。
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- shoyosi
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回答No.1
新規に作る場合と改訂版ではかなり、様子がちがいます。改訂版の場合は、時代の変遷につれて、新たに入れる言葉と除く言葉を決め、意味を再吟味します。この場合、基礎はありますので、あまり難しくはありません。 しかし、新規の場合は何もありませんので、困難です。辞典の最終巻の最後に過程を詳しく書いている例もあります。日本国語大辞典の場合は次のようです。 1.基礎作業 基礎資料を収集、整理する作業 2.原稿作成から推敲 集まった資料をもとに編集作業に入り、原稿を作成し推敲する作業 の順に作られたようです。これらの作業の前に、刊行委員会を作り、執筆者や作業責任者を決め、基本原則・方向性を策定することはもちろんです。日本国語大辞典第20巻編集後記に詳しく書かれていますので、ぜひ参照してください。 大漢和辞典の場合は最終巻(12巻)の跋に詳しく書かれています。 両方とも、従前のカード作成を基礎としていますが、これからは、コンピューターの利用により、加速度的に辞書作成が容易になると思います。
お礼
想像するに恐ろしく時間がかかるんだろうなという感じがします。(^ー^) 詳しく説明していただきありがとうございました。