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「交通KYT」という言葉の適用範囲と可能性(超長文)

あるサイトで、web上でKYTという企画がありました。 T字路で停車中のバイクからの写真から「予測できる危険個所を挙げよ。」という形式です。 これに対してSさん曰く、「この出題は、KYTとして失格である」 理由は、 1、現実の視界より狭すぎる 2、ここまでの自分の運転・これからの進路が設定されてない 3、前方の状況が小さすぎてよく見えない。補足説明も無い 結果、「・・・だった場合」という仮定が沢山出てしまい、現実味の無いKYTになる。 これに対し、Iさん、 「回答者自身が仮定を洗い出し危険を予測するような形式も、危険予知の頭の柔軟体操のひとつとして意味があるのではないか?」 KYTは、シビアな交通の中での実効が上がるように洗練されてきた結果、事実上唯一の在り方であり、「交通KYTに様々な流儀が存在するとは聞いたことがない。」というSさんは、「危険予知のトレーニングも、いろいろなければならないと思う。」というIさんの考え方に抵抗があるようです。 出題者氏から明かされた意図は、 「なるべく条件は固定したく無かった。限られた条件の中で想像力を発揮(訓練)し、他の人の経験や洞察力から考えられた「自分との危険認識の違い」を学習し、予測能力の向上に役立てて欲しい。」 ということで、(便宜上、Sさんの挙げられた手法を「狭義交通KYT」とします) 1、狭義交通KYTだけが、交通KYT?   今回のような形式は、交通KYTと呼べないですか?KYマップの作成のような事もまとめて、広義に交通KYTという言葉を使いませんか? 2、敢えて設定を不十分なままとし、回答者が仮定と危険の予測を同時に行うようなトレーニングは無意味ですか? 交通KYTの指導側の方で指導側に立ったことで得られたモノなどありませんか? 3、交通の、危険予測・回避に関して、狭義交通KYT以外の方法をご存知の方がおられましたら、ご紹介ください。

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  • Bassdog
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回答No.4

「交通KYT」という言葉は初めて聞きました。 JAF MATEの危険予測は毎号、挑戦しています。 その程度の者ですが・・・。 「Sさんが例に挙げたような交通KYT以外に、交通の危険の予知・予測に関したトレーニングはないのかな?」 「もし、その他の方法があるのなら、それ以外の方法を交通KYTと呼んではダメなの?」 という質問について。 これは要するに、「交通KYT」の定義、ですよね。 「交通KYT」が何らかの団体によって定義づけられた「固有名詞」的なものであれば、 その範疇に入るものが「交通KYT」で、 入らないものは「交通KYT」ではない、で議論は終了、だと思うのですが。 逆に定義付けられていない「一般名詞」的なものであれば、 「交通の危険を予測する能力を高めるトレーニング」は、 効果がありそうだと思うことは自由に発想していいはずです。 また、効果のあるなしについては、科学的な検証をしない限り、誰も否定できないはずです。 「交通KYT」の定義、について、お調べになったらいかがでしょうか。 私は個人的な感覚で「交通KYT」は固有名詞ではなく、 「交通の危険を予測する能力を高めるトレーニング」だと捉えました。 だから、Sさんのおっしゃることは、かなり偏っている、と思います。 危険なんてものは、わかっていないから危険なのです。 交通において危険を予測する能力とは、 見おとしがちな危険要素を見つけ出す能力、 一見、安全と思っている過信を疑う能力なくしてはじまらないと思います。 だから、情報の少ない出題で、いろいろ考える、議論する方法はとても有効だと思います。 逆に、情報を完全に提示され、 出題者がその中に忍び込ませているワナを発見する能力を高めても、 結局は、「巻き込み事故の起こりやすい状況いろいろ集」、 「右直事故の起こりやすい状況いろいろ集」、 「高齢者に係わる事故の起こりやすい状況いろいろ集」・・・ といった類の本を作って、丸暗記するのと、そんなに変わりない、と思いますが。

noname#81710
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 身辺がバタバタしており、お礼が遅くなりました。申し訳ありません<(_ _)> >これは要するに、「交通KYT」の定義、ですよね。 >「交通KYT」の定義、について、お調べになったらいかがでしょうか。 質問を書く前に調べた限りでは、定義にたどり着けませんでした。私の考えはBassdogさんと同じで、特に定義付けられていない「一般名詞」的なものだと思うので、わざわざ定義している人もいないんじゃないかと思います。 Sさんは、歴史的に見れば主に職業ドライバーの訓練として発達・洗練され、ある程度スタイルの定まったモノの固有の名称として「交通KYT」を捉えているわけですが、逆に言えば、職業ドライバーの訓練であるが故の制約もあるでしょうから、やはりそれ以外のスタイルもあると思うんですけど… ここでの質問には、専門家の方が現れて下さらなかったので、直接、交通KYTの教材を作成している方に疑問をぶつけてみようかな?と、思っています。 いや、個人的に興味も湧いてきたので。 ただ(^_^;) マイナーな分野なので、前途は多難です。 回答ありがとうございました。お互い、安全運転で行きましょう。

その他の回答 (4)

回答No.5

>2、敢えて設定を不十分なままとし、回答者が仮定と危険の予測を同時に行うようなトレーニングは無意味ですか? 交通KYTの指導側の方で指導側に立ったことで得られたモノなどありませんか? 私が思うに、 実際メンバーが普段運転している状況と照らし合わせてトレーニングしたほうが、お互いにヒヤリとした経験を共有化できるので、あまり細かい設定が無いほうが色々な話しが聞けて良いかと思います。 重箱の隅をつつくような危険予測よりも、実際の体験に基づいた危険予測のほうが耳に残りやすい。 >3、交通の、危険予測・回避に関して、狭義交通KYT以外の方法をご存知の方がおられましたら、ご紹介ください。 うちの職場では、KYTの結果をまとめたものが数十枚あり、毎朝日替わりで、その絵を見ながら注意項目を「安全呼称」しています。 『雨の日は視界が狭い、交通事故0で行こう、ヨシ!』 てな具合です。

noname#81710
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 身辺がバタバタしており、お礼が遅くなりました。申し訳ありません<(_ _)> ネットで調べた限りでも、交通KYTトレーニングの効果には目を見張るものがあるようです。今は、「じゃあ、なぜ効果があるんだろう?」ってことを考えています。 3D画像を使った、ドライビングシミュレーターのようなリアルなものから、bathbadyaさんが例示してくださったような抽象度の高いものまで、いろいろなスタイルがあるなぁ… というのが私の印象です。 bathbadyaさんの職場で行われているKYTは、ドライバーとしては承知済みの注意項目を始業前に「安全呼称」で再確認することで、心構えと、注意項目のデータベースを励起状態にしておくという点に重点があるように思えます。 ヒヤリ・ハット的な、「知る」ことに重点を置いたスタイルのKYTもあるようですし、ドライビングシミュレーターなどはまた別の重点があるように思えます。 などなど、いろいろと考えているうちに面白くなってきたので、少し時間をかけて調べてみようと思っているところです。 bathbadyaさんは、運転に関わるお仕事なのでしょうか?なにとぞ、事故にはお気をつけください。 回答、ありがとうございました。

noname#24995
noname#24995
回答No.3

交通KYTは会社で、長期連休に入る前に必ず一度はやっています。 ただあまり凝った内容の例題は使いません。 「その状況に潜む危険は何か」、「あなたならどうする」、「グループの目標」を15分程度の時間の中で討論して、最後は指差呼称でまとめです。 運輸業ではないので一般ドライバーの視点でKYTします。 職業ドライバーともなれば四六時中道路を走るんですから密にKYTする事も必要なのでしょう。 要はその職場、グループ、作業環境で有用と思うレベルや内容のKYTをすればいいのだと思います。 広義、狭義と明確に分類されたものなのかどうかは知りませんがCASEbyCASEで運用したらいいんじゃないですか。 2,3,についてはわかりません。

noname#81710
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 身辺がバタバタしており、お礼が遅くなりました。申し訳ありません<(_ _)> KYTに関しては、Sさん、Iさんの言い分がどうのこうのというよりも、個人的に興味が湧いてきたので、いろいろ調べていこうかなと思っているところです。 >職業ドライバーともなれば四六時中道路を走るんですから >密にKYTする事も必要なのでしょう。 要はその職場、グループ、作業環境で有用と思う >レベルや内容のKYTをすればいいのだと思います。 私もそう思います。 ただ、Sさんには、KYTと呼ぶからには… というボーダーラインがあるようで… 先ずは、そのあたりを理解してみようと思います。 また、何かありましたらよろしくお願いします。

回答No.2

聞きたいこと・意図がわからない 実際どう言うものかわからんものに対して 具体的意見が出てくると言う考えが いまいち。 紹介できないのであれば もはやどうしようもないではないか。

noname#81710
質問者

補足

ご意見、ありがとうございます。 >紹介できないのであれば >もはやどうしようもないではないか。 ごもっともです。 私自身、かなり無理のある質問だとの自覚はあります。 おそらく、この質問に具体的な意見を述べられる方がいるとすれば、ある程度以上交通KYTに通じた方であろうと思います。それ故に、私の知る限りで回答者の母集団が一番大きなこのサイトを、質問の場所として選びました。件のサイトは、ここに比べればずっと小さなコミュニティーです。交通KYTの専門家は、ほとんどいないんじゃないかなぁ… 私が知りたいのは、 「Sさんが例に挙げたような交通KYT以外に、交通の危険の予知・予測に関したトレーニングはないのかな?」 「もし、その他の方法があるのなら、それ以外の方法を交通KYTと呼んではダメなの?」 という事です。(ある意味、言葉遊び的かもしれませんけど…) Sさんが紹介してくださった、職業ドライバーの方々に一般的に認知されている方法では、諸々の条件は出題者側が設定します。 今回、件のサイトで試みられた手法では、条件の一部が欠けており、回答者はそれを自分自身で補いつつ、危険予測をしなければなりません。いわば、ちょっとだけ出題者側に回らなければならない仕組みです。 こういった手法が、実際の路上での危険予測のスキルアップに有効なのか、無意味なのか?という点に関しても、交通KYTにお詳しい方から意見をいただきたいと思いました。 私自身は、想像力に柔軟性を持たせるのに有効なのではないかと思っています。

noname#8937
noname#8937
回答No.1

サイトを出してもらった方がみんながみられてよかったかも。 KYTという言葉も知らんし。 ジャフメイトの中にある危険予測みたいなものでしょうか? Sさんの場合、危険な箇所はここである。と決めたい、数学的な考えじゃないでしょうか。 だから、条件を付けたい。と。 Iさん、出題者は、危険箇所・見積もりは運転者の技量によって違うので、初心者は上級者の危険見積もりを見習っていきなさい。と考えている。と私は思いました。 写真1枚を見て危険見積もりをすることは有効だと私は思います。 経験の浅い人は一つしか危険箇所を見つけられなくても、経験を積んだ人は、あそこも危ないし、こうも考えられるよ。と見積もりに幅が出ると思います。 ジャフメイトを使用して何回か職場の若いのにやらせてみましたが、運転の怪しいやつ程見積もり箇所が少なく、危険箇所発見までの時間がかかっていました。

noname#81710
質問者

補足

早速の回答ありがとうございます。 質問文は、800字の字数制限に阻まれて、なにやらささくれ立った文章になっています。もう少し大人のやり取りなんですけど… KYTとは、危険予知(or予測)トレーニングの略称です。 koba-pさんが挙げられたJAFMateの危険予知のコーナーは、日本におけるKYTの草分け的存在のようです。 >サイトを出してもらった方がみんながみられてよかったかも。 会員制のサイトなので、取り敢えずやめておきました。 件の写真も、サイト外に持ってきて良いものか判断が付きかねるので。言葉だけで、抽象的ですみません。 Sさんは、かつて職業ドライバーだったそうで、KYTは嫌というほど経験し、現在も週一で交通KYTを実践されているそうです。具体的なKYTの教材なども挙げられ、KYTの何たるかを解説して下さっています。(これは、イラスト形式ですが) http://www.marukai-web.jp/company/safety/sheet.htm 写真では、T字の横棒側の道路で、縦棒を左手に、信号でバイクが停車しています。バイクの右横には軽トラ(?)のボディーとミラーが写っています。横断歩道を前にした最前列です。実際の路上では、右方向は軽トラのドア窓などを通して先が見えるはずですし、下のウインカーなども見えると思われます。自車(バイク)のミラーは写っていません。 Sさんがこれをもとにした危険予測がKYT失格だというのは、 ・自分がこれから直進するのか、左折するのか? という点を、回答者自身が仮定・場合分けして回答しなければならなかったり、 自車のミラーや、直前の横断歩道の状況など、本来なら見えるはずの情報が無いので、的確に絞り込まれた危険予測が不可能だから、という事のようです。 >写真1枚を見て危険見積もりをすることは有効 という点では、見解は一致しているんですが、「訓練」と呼ぶに値するには、上記のような点は不可欠であり、そこを欠いた出題は、交通KYTとは言えないというスタンスなんだと思います。 非常に広範な好奇心と知識と経験をお持ちの、面倒見の良い方ですよ。

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