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人体内の生物名?
つまらない質問かもしれませんが、教えてください。 体内には、動物の名前がついた器官や組織、部位がありますよね。 例えば、クモ膜(脳を包む膜)・ヒラメ筋(ふくらはぎにある)・亀頭(説明不要でしょう)などです。 これ以外でご存知の方は、教えていただければ幸いです。さらによろしければ、その由来が分かれば教えてください。 ちなみに、亀頭はともかく、ヒラメ筋→平目(魚)、クモ膜→蜘蛛なのでしょうか? よろしくお願いします。
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あえて生物と書かれているので、植物もありかなと思い、まだ出てないもので、思いつくものを書いてみました。順不同ですが、まずは、動物シリーズ。 海綿体(かいめんたい):亀頭が出てるので、これも。カイメンは海の動物ですね。中がスカスカしててカイメンみたいだから。 蝶形骨(ちょうけいこつ):頭蓋骨を構成するひとつの骨です。両側が広がって、蝶が翅を広げているようだから。大きな骨で頭の横の部分では触れます。 烏口突起(うこうとっき):肩の後ろにある肩甲骨(けんこうこつ)にある出っ張りの名前。この烏口突起は、ワタリガラス(Raven)のくちばしに形が似ていることから、ギリシャ語で烏(カラス)の口とよばれ、それがそのまま日本語にもなってます。 鵞足(がそく):太もものいくつかの筋肉からひざの内側を通って、すねの内側につながる腱の部分の名前。水かきのあるガチョウ(鵞鳥)の足のように腱が広がって、すねの骨についているからです。 象牙質(ぞうげしつ):歯のエナメル質の下で、歯の大部分を構成している部分。これは、ゾウの牙と材質が似てるから。 馬尾(ばび):脊髄の一番下の端っこで、たくさんの神経がぼざぼさ出ているので、馬の尻尾のようだ、ということでこの名があります。 鳥距(ちょうきょ):大脳皮質の視覚中枢のあたりに、脳がちょっと出っ張ったところがあるのですが、そこの名前。ラテン語の名前にもAvis(鳥のこと)がついてるので、それが由来だと思うのですが、何で鳥なのか?不明です。 虫垂(ちゅうすい):というのは、だめですか?盲腸炎のときに、とっちゃう部分です。盲腸から、いも虫が顔を出してぶら下がっているような形をしてるから。 ここから植物シリーズ 扁桃(へんとう):のどの奥にある扁桃(扁桃腺)とは、アーモンドのことです。アーモンドの実の形をして出っ張っています。 オリーブ:脳の部位のひとつに、文字通り「オリーブ」という場所があります。脳を下面からみると、オリーブの実を埋め込んだような楕円形の形をした出っ張りの部分があります。 松果体(しょうかたい):脳の真ん中の上側に、出っ張った小さな塊です。これは、松の実に形が似ています(松ぼっくりではなく)。ここからは、メラトニンというホルモンが分泌されます。メラトニンの分泌が乱れると時差ぼけになるやります。 ブドウ膜:眼球をつくっている3層の膜のうちの内側が網膜、外側が白膜というのですが、中間の膜をブドウ膜といいます。ラテン語の名前由来で、おそらく眼球の表面の白膜をはがすと、比較的薄いブドウの皮のような膜が出てくるからだと思います。 梨状(りじょう)~というのが体のあちこちにいくつかあります。代表的なのは、頭蓋骨を前から見たときに、鼻の穴があいてますが、あれが梨状口(りじょうこう)です。ラテン語の話で、西洋のことなので、西洋梨のような形をしているから。 そのほか、菌類ということで。 茸状乳頭(じじょうにゅうとう):舌で味を感じる舌乳頭のうちの1種類です。目にみえない小さなものですが、1個1個がキノコのような形をしてます。
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- Ichitsubo
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犬歯もありますね。糸切り歯とも言いますが。
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そうかあ、犬歯! これを思い出せないとは…! ありがとうございました。
- dengi
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「蝸牛」=「カタツムリ」 内耳の一部でカタツムリのような形をしています。 イラストは参考URLで見てください。 カタツムリ丸出しです。
お礼
そうそう、うずまき管は、昔は蝸牛管って言っましたね。蝸牛管という呼び名を知っている人は、専門家の方か、ちょっとお年を召した方かも…。 ありがとうございました。
- paz777
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思い当たるのは「海馬(かいば)」くらいです。 脳の一部で記憶を司る部分。 形状が「タツノオトシゴ」に似ているので命名されたと記憶しています。 ではでは・・・
お礼
知っていても、なかなか思い出さないものですね。 記憶をつかさどる海馬、知ってましたが、まさに記憶からははずれてました。ありがとうございます。
- freednia
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脳内の海馬(カイバ)は形がタツノオトシゴ(別名:海馬)に似ているからその名が付きました。
お礼
なるほど、海馬ですね。言われてみればそうですね。 ありがとうございます。
- coffee_tea
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くも膜は繊維が集まって作られた膜で、クモの巣のように見えることから「くも膜」と名付けられました。 http://www.bs-i.co.jp/dna/back_number2004/20040523.html より ヒラメ筋も平べったい筋肉だからのようです
お礼
さっそくの回答ありがとうございます。 やはり蜘蛛でしたか…
お礼
おおっ! と思わず驚きの声が上がりました。 たくさんのご回答ありがとうございます。 私も、生物関係に携わっている者ですが、ここで教えていただいたものの、半分は知らないものでした。 dora1さんは、一般人と書かれていますが、良くご存知ですね。大変参考になりました。ありがとうございます。 あ、今思いつきました。鼠径部(鼠蹊部)って言いますね。