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自分で考える能力をつけるために
自分で考える能力をつけるためには良い本を読むといいと言われました。 良い本の定義は自分で決めるものですが、決められないので力を貸していただきたいとおもっています。 良い本ってどういうものだと思われますか?お聞かせ願えれば幸いです。これ良いよというのがあれば重ねて教えていただければありがたいです。宜しくお願いいたします。
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自分で考える能力をつけるのが目的なら、必ずしも「良い本」でなくてもいいのです。「悪い本」を読んでも、それがなぜ悪いのかを考えることで、考える力は磨かれます。 考える力をつけるためには、できるだけ多くの種類の本を読むのがお勧めです。多くの本を読んでいれば、世の中にはたくさんの立場やものの見方があることがわかります。例えば、キリスト教国の立場で書かれた本と、イスラム教の立場で書かれた本を両方読めば、それぞれの主張を理解し、「どちらが正しいのだろう」と考えるきっかけになります。また、いろいろな考えがあることを知っていれば、一方的な意見を聞いても鵜呑みにせずに、「別の立場ではどうなのだろう」と疑問を持てるようになります。 何歳くらいの方かわかりませんが、本を読み慣れていないのであれば、エンターテインメント小説でもいいでしょう。ともかく、手当たり次第に多くの本を読むことが大切です。他人に「これはよい本です」と勧められた本だけを読んで納得しているようでは、「自分で考える能力」があるとは言えません。 高校生以上の方でしたら、岩波新書の新刊を全部読むとか(岩波でなくてもかまいません)、新聞の書評欄に載っている本を片端から読むとか、そういう濫読をお勧めします。
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私個人が使っている「方法」ですが・・・ 乱読→通読→精読 と言う流れでいいと思います。 乱読=(書店や図書館の)本棚の前に立ち、目を瞑って本を取り出す。とにかくその本の一部を読んでみる。そうして複数の「読めそうな本」を探す。 通読=選んだ本をの全体をざっと斜め読みしてみる。ここで、一冊の本に絞る。 精読=その本を、よく読む。 こうするとたくさんの本に出会うことができ、「本」に対するalessandoroさんの見方ができてくる、と思います。 でも、本を書く人から見たらものすごく失礼な選び方になっているとも思います。ので、選ばなかった本の著者の方に対する気持ちも忘れないでいて頂けたらうれしいなあと思います。
- i-homme
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こんにちは。 良い本というのは あなたにとって必要な本です。 あなたが今、何が必要なのかを考え それを得ることができる本を見つけ 読みきり そして消化できたなら それはあなたにとって良い本となるでしょう。 だから 考える力がつくのかもしれませんし 必要と思って読む本なので 吸収がいいのかもしれません。 大きな本屋さんに行って あなたに合う本を探してみてください。
- coffeefreak
- ベストアンサー率25% (25/97)
個人的な意見ですが、 「読んだ結果、自分の中に何かが残る本」が、良い本なのかな、と思います。 最近、いろんな本を読んでいるのですが、 読んだときは「なるほど~」と思っても、 ふと気が付くと読んだ内容をすっかり忘れてしまっていることが、よくあります。 これは、 むしろ自分自身の問題なのかも知れませんが、 「読んだ内容をしっかりと消化でき、自分の血肉にできる本」 こそが、自分にとっては一番良い本なのかな、と思います。 ※ストレス解消などのために読まれるのなら話は別ですが… あと、おすすめの本としては、 「自分を変えてくれる本にめぐりあう技術」ハイブロー武蔵著 という本があります。 これからいろいろ読んでいこう、という方にはとても良い本だと思います。
- sutefano
- ベストアンサー率27% (10/36)
良い本の定義って難しいですよね。 とりあえず「感動できる」というのは外せないと思いおます。(泣けるではなくて) そして「感動は人それぞれ」と言われる事もあると思いますが,普遍的に多くの人に感動を与えている本があるのも事実だと思います。それが「名作」と呼ばれている物だと思います。 でも名作も読む時期が合わないと価値は半減してしまうと思います。 自分は昔の日本語がよく分からないので,森鴎外などは残念ながら価値が半減してしまいます。 これでは本自体は「良い本」でも,自分にとっては,まだ「良い本」とは言えないと思います。 また難しい本が良い本とも思いません。 シンプルで読みやすくても感動できるなら,それは良い本だと思います。 個人的なお勧めは 「塩狩峠・三浦綾子」「青の炎・貴志佑介」「幽霊刑事・有栖川有栖(本名だそうです)」「バッテリー・あさのあつこ」「太陽の子・灰谷健次郎」「火車・宮部みゆき」などです。 何故これらを「良い本」と感じるのか説明はできないです。でも「お薦めの本」「良い本」と聞かれると,これらの本が浮かびます。 参考になれば良いのですが・・・ では
- kaitaradou
- ベストアンサー率8% (102/1147)
他の質問に対する回答のところに書いたのですがちばあきおさんという漫画家の作品に「いってきま~す」という短編があります。主人公の少年が舟を作って海へ出て行きたいという強い望みをもったのですが、彼は舟を作りたい一心で独学で勉強を始めます。すると学校の成績が上がってきたので受験ママのお母さんは大喜びをしてお小遣いを奮発します。彼はこの小遣いを全て舟を作るための勉強に使ってしまいます。短いストーリーですが後はご自分で読んでみてください。 美味しいお菓子を作りたい少年がフランスのケーキを作ろうとしてフランス語をマスターしてしまいました。お菓子の粘り気が食感に重要ということで物性物理学や流体力学を自分のものにしてしまいました。色も大切なので光学も勉強しました。フランスのお菓子とドイツのお菓子を比べてみたくなりました。西洋の暦が必要になりました。西洋といえば東洋ですが中国のお菓子はどうだろと思いました。その前に和菓子はどうだ。というわけで彼は好きなお菓子を通して大学院程度の教養を身に着けてしまうという話も作れますね。おそらくあなたにとって良い本というのはあなたが本当に興味を持っていることから探せば他の人に聞く必要はないと思います。勿論勉強の過程で他の人からの助言に耳を傾ける事は大切なことですし又楽しいことでもあります。 「ちばあきおギャラリー」という本は少年週刊誌のような外観をしていますが、ホーム社という出版社から1994年に出版されています。現在直ぐに入手できるか分かりませんが、このときの定価は1200円ですが絶対お買い得の本だと思います。