洋泉社 「空想哲学読本」 「空想哲学講義」 富増章成
マンガやアニメ・ゲームから哲学を読み解く、といった内容の哲学入門書です。
私がこの著書を気に入っている点は、著者が予備校の講師であるせいか、それぞれの哲学に入れ込みすぎてなく、客観性をこころがけているところです。ただ、読みやすさ重視の為、かなりくだけた表現になっているので、そういうのが苦手であればおすすめできません。
また、残念ながら西洋哲学中心で、西田哲学はじめ、日本の哲学については触れられていません。
あと、私の経験談ですが「哲学入門」といったタイトルの本を買ったら、内容は「ニーチェ入門」だったというようなことがよくありました。タイトルに惑わされず、一度内容を斜め読みして確認してからレジへ行くことをお薦めします。(こんなマヌケな失敗をしているのは私だけ?)
お礼
御回答ありがとうございます。 西田哲学とかは難しいのでしょうか? あと法哲学にも興味があるのですが…