前田日明 「プロレスを壊したのはアントニオ猪木だ!」って本当ですか???
──資質という部分で言えば、今回の三沢光晴死亡事故を受けて、全日本、新日本、NOAHの3団体で統一のプロレス・コミッションを作って、ライセンス制を敷こうという動きもあるようです。
プロレスラーのライセンス制度というのは、現実的なのでしょうか。
前田日明「今は......ムリだと思うよ。
だって、じゃあ『ハッスル』はどうすんの? っていう話になる。
芸能人出るじゃん。
あれはもうプロレスラーじゃないよね。
それに『ハッスル』だけじゃない。
アントニオ猪木がタッキー(滝沢秀明)とプロレスやっちゃったじゃない(00年3月14日/横浜アリーナ)。
よく『前田日明がプロレスを壊した』なんて言われるけど、そうじゃない。
アントニオ猪木が壊したんですよ。
タッキーとやった時点で、観客もガッカリしたし、選手もガッカリしたし、俺も涙が出るほど悔しかったよ。
猪木さんが何を、金のためにこんなことしてんの、って。
プライドはどこにいったの、って。
プロレスであれが許されると、もう誰も『ハッスル』のことなんて言えない。
『ハッスル』もプロレスだって言うしかない。
そしたら、ライセンス制なんてムリですよ」
プロレスを壊したのはアントニオ猪木なんですか?
今の段階でプロレスラーのライセンス制度というのはムリですか?
お礼
早速の回答、どうも有り難うございました。