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確率?行列?
英文で申し訳なんですが、次の点について教えて下さい。 P(dt)=I+Adt For an arbitrary time interval t, the function P(t) satisfies the Chapman-Kolmogorov equation P(t+dt)=P(t)P(dt)=P(t)(I+Adt)....(1) This equation is a mathematical manifestation of the Markovian nature of the process. Therefore, We get dP(t)/dt=P(t)A....(2) Scince P(0)=I, We have P(t)=e^tA.....(3) P(dt)は4×4行列,IはP(t)の対角行列 今回、教えて頂きたいのは何で(1)の式が(2)の式に、そして、(2)の式が(3)の式になるかです。
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- hogehogeninja
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e^Xは、 e^X = I + 1/1!*X^1 + 1/2!*X^2 + 1/3!*X^3 + ... で定義されている記号です。(Iは単位行列) e^Atは e^At=I + 1/1!*A*t + 1/2!*A^2*t^2 + ... これをtで微分し、定義に当てはめてe^Xの形式に直すと d(e^At)/dt = A(e^At) が確かめられます。
- sato_ryu
- ベストアンサー率48% (13/27)
まず式(1)から式(2)を導くまでについてですが, これは微分の定義に従うことで導くことができます. まず,微分の定義を考えると dP(t)/dt = lim Δt→0 {P(t+Δt) - P(t)} / Δt この定義式の中のP(t+Δt)を,式(1)の右辺に置き換えます. すると, dP(t)/dt = lim Δt→0 {P(t)(I + AΔt) - P(t)} / Δt となります.また,P(t) = I*P(t)なので以上より dP(t)/dt = lim Δt→0 {P(t)(I + AΔt) - P(t)*I} / Δt = P(t)A が得られます. 次に式(2)から式(3)についてです. これは,微分方程式を解くことになります.式(2)が微分方程式です. まず,式(2)を以下のように変形します. dP(t)/P(t) = A*dt 次にこれを不定積分します. ∫dP(t)/P(t) = ∫A*dt log P(t) = tA + C (C:積分定数) logの底はeなので, P(t) = e^(tA + C) ここで,C' = e^Cと置けば, P(t) = C'* e^tA です.また,初期条件としてP(0)=Iとなっているので, P(0) = C' * e^0 = C' よって,C'=Iとなります. 以上より, P(t) = e^tA が得られます. と以上だと思うのですがどうでしょうか?