参考程度に
トランジスター素子は3端子増幅素子ですが特性はベース・エミター間で決まる、あるいは決めているのです。だから、増幅静特性ではベース・コレクターは使わないのです。ベース・コレクターを使うということはエミターとコレクターを逆にして使うという意味になってしまいます。逆トランジスター特性という意味ですね。だから主にエミッター接地、この場合はベース電圧を可変、あるいはベース接地、まれ、この場合は、エミター電位を可変とするのです。ベース接地とかエミター接地というのは、ベース、あるいはエミターのどちらかの電位を固定(接地)して測定するという意味ですね。そういうことでコレクター接地という静特性は無いのです。
回路上はコレクター(電源)接地のエミッターフォロアが使われますが、この場合でも、トランジスターの利得はエミター接地の静特性で得たものを使います。
お礼
なるほど! よく分りました。本当に有難うございます。 すっきりしました。