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トランジスタの過渡応答
トランジスタの過渡応答でtd:遅延時間、tr:立ち上がり時間、ts:蓄積時間、tf:下降時間があるんですがなぜこのようなことが起きて、トランジスタが動作するのか分からないんです。いろいろとあたったんですがよく分かりませんでした。
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私、「専門家」に印つけてますが、答えられるのは「蓄積時間」 だけです。 確認ですが、「蓄積時間 ts 」はトランジスタが ON → OFF に なるときに要する時間でよろしいですね? で、その回答。 それは「 少数キャリア蓄積効果 」のためです。 本来、N型半導体には自由電子が、P型半導体には正孔がいる、 これはOKですね? トランジスタが ON のとき、ベース・エミッタの境目を通して 互いに自由電子と正孔がはいり込んできています。本来いない筈 のところに入り込んだ電子・正孔を 少数キャリア と言います。 ベース電流を止めても、すでにベースにはいりこんでいる少数 キャリアがなくなるまで、トランジスタは ON のままです。 これが「 少数キャリア蓄積効果 」です。 一応、それをキーワードにして検索してお確かめください。 ~ ~ ~ 半導体工学の教科書は、お持ちではありませんか? もしも、電子部品を“外側”から使う方法を授業で教わってい るのに部品の内部の様子を本で調べて来なさいという宿題を出さ れたら、キツいでしょうね。 私が「 少数キャリア蓄積効果 」だけ答えられるのは、これが トランジスタの速さを決めるうえで一番のキモであると学生時代 にさんざん教えられたためです。 あとの3つは、優秀な学生ではなかったんでわかりません。 一応探してみますが、ネットで見つかるかどうか… あと、この質問は「 教育・物理 」の方が良かったんじゃない でしょうか? ( 質問し直す場合、ここにも出した事をちゃんと書くように した方がいいでしょう。でないとマルチポストだとか言わ れるかも知れません。)