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「申し入れる」と「申し出る」の使い分け
本日のasahi.comの記事で、「ポルシェ、トヨタにハイブリッド技術の提供要請 」というのがありましたが、その記事の中で「(ポルシェは)ハイブリッド技術の独自開発には負担が重すぎるため、トヨタに協力を申し出たとみられる。」という記述がありました。 しかしこの書き方では、私にはポルシェがトヨタに「協力してあげましょう」と伝えたようにとれるのですが、みなさんはどうでしょうか? 私個人的には「協力を申し入れた」の方がまだあっているように思われ、さらに、「協力を要請した」とするのが一番すっきり感じられます。
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- iczer
- ベストアンサー率21% (37/169)
言葉の元々の意味や、記事を書かれた方のニュアンスは別にあるのかもしれませんが、私の考え方としては・・ 申し出る-公の意思表示 申し入れる-当事者同士の意思表示 と捉えています。
- otasuke009
- ベストアンサー率38% (234/601)
「負担が重すぎるため」・「要請」と明示されていますので、「申し出る」は誤った使い方です。 「申し出る」は、「協力」の場合は「協力する」側からしか使えません。 「要請する」は、もちろんこの場合のベストの表現です。 「申し入れた」は、「申し出た」よりも使いやすそうですが、まだポルシェ側が「協力する」と誤解を招く余地がありそうです。
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回答ありがとうございました。
申し出る、申し入れる共に他から強勢されずに自らの意志を相手に伝えることなので、どちらでもOKだと思います。文面以上の深読みは両社の関係を知らない第三者にはできないでしょう。英語ならpropose, request, offerではないかと思われますが、トヨタがその技術を誰も使ってくれず困った立場に立たされているなら、当社で使いましょうとofferをかけてもおかしくありません。逆の立場なら要請ということになりますが、記事は 翻訳しただけですから、日本語ではどちらにでも解釈できる場合があります。いわゆる業界記事は厳密な文法に 従っているわけではありません。同じ記事をみても業界人の理解と一般人の理解は大きく違う場合があります。
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回答ありがとうございました。
- o24hi
- ベストアンサー率36% (2961/8168)
こんにちは。 「申し出る」には「希望などを言って出る」と言う意味もありますから,間違った表現ではないと思います。 ご質問の使い方はすべて,意味が通じますね。日本語はややこしいですね。 ただ「申し入れた」は,問題を提起したと受け取られますので,ちょっと不適切かもしれないですね。 また,「要請した」では,今回の記事では,表題の「提供要請 」の「要請」とだぶりますので,避けたのかもしれないですね。(文章を書くことを仕事にしている方は,同じ単語を続けて使うのを嫌がる傾向があるようですから。)
お礼
回答ありがとうございました。
- mina28
- ベストアンサー率47% (53/112)
私は無知なので普通に【ポルシェがトヨタに協力してあげましょう】という風に感じました。でも提供要請しているのはポルシェ側なんですよね。 申し入れるは、意見、要求、希望などを相手につたえる。 申し出るは、おもに公的機関や上役に意見、要求、希望などを言って出るとありました。 確かに考えると変な文章ですね。でもすこし視点を変えると、ポルシェがトヨタに協力を申し出たとそのまま解釈することも可能かとも思います。
お礼
回答ありがとうございました。
- omi63
- ベストアンサー率54% (25/46)
文章としてはmikanseijin37goさんのいわれるとおりで間違いありません。
お礼
回答ありがとうございました。
- gamasan
- ベストアンサー率19% (602/3160)
会社の場合 資本力の差が関係します ポルシェとトヨタが どのような提携をしてるか あるいは してないのかは知りませんが 仮に資本援助をしてもらっていない まったくのライバル だとしたら 独自技術を 提供してくれなんて 頼めますか? 普通対抗する独自技術を開発するでしょ つまり提供を要請した ということは 何らかの形で トヨタはポルシェに借りがあると考えるのが 自然です 例えば欧州における合弁工場での部品の 提供とかなにかで 上から物を言ってきてるのだと 思いますよ。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
現時点では、トヨタとポルシェにはなんらの資本関系、提携もございません。 今回の場合、新しくハイブリッド技術を開発するには金がかかりすぎるが、今後二酸化炭素の排出規制がさらに厳しくなるため避けて通るわけにはいかず、資本力のあるトヨタが開発した技術を金で買った方が安くてリスクが少ない、とポルシェが判断したということです。 ポルシェは過去に、三菱自動車からエンジンの振動を抑える技術の提供を受けています。 また、国内では全く資本関係のないメーカー同士で、自社の生産していない分野の車の供給を受けるということがよくあります。 日産の軽四「モコ」はスズキMRワゴンですし、軽四の生産をやめてしまったマツダにいたっては、販売している軽四はすべてスズキからの供給です。(例:キャロル=アルト、AZ-オフロード=ジムニー) マツダとスズキのホームページで車のラインアップを見比べると、同じ顔ばかりであることに気づかれると思います。 かつていすゞがSUV以外の乗用車の生産をやめてしまった時には、ホンダからセダンの供給を受け、ホンダはいすゞからSUVの供給を受けていた、なんてこともありました。 (参考): http://www.suzuki.co.jp/dom4/lineup/index.html http://www.mazda.co.jp/product/kei.html
お礼
回答ありがとうございました。