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インドの哲学、宗教の関係
インドの哲学、宗教の関係について教えてください。 ヨーガ、ヒンドゥー教、バラモン教(ウパニシャッド哲学)、仏教にはどういう関係がありますか。 ヒンドゥー教がヨーガ、仏教、バラモン教から教えを 吸収したことは分かっています。あと、仏教の主要な 論的はバラモン教の論者でした。またお釈迦様自体は ヨーガを実践して悟ったのだとも聞いたことがあります。 ほかにどういう関係がありますか。それでは よろしくお願いします。
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ちょっと碩学的なことはわからないのですが、お釈迦さまとヨーガの関係ですが、お釈迦さまが苦行系のヨーガを捨てて、悟りを開いたときにやっていたのがヴィパッサナー瞑想という古くから伝わっていたヨーガの瞑想法だと聞いています。(ヨガは種類が豊富なんです) で、実際に「テーラガータ」という、当時、お釈迦さまについて修行していた比丘達の詩句の中にも、「お釈迦さまの経品について歩いた」とか、「お釈迦さまが食後の歩行をしているとき」・・・みたいな詩句が残されています。 この「テーラガーター」は、権威者の言葉ではないので、改ざんされている可能性も少なく、当時の教団の雰囲気を忠実に伝えているものだと言われている経典です。 まあ、これは「経品」と訳されていますが、実際はヴィパッサナー瞑想の歩く瞑想のことを指していると思います。 つまり日本に伝わっている経品とは違うものなんです。≪見た目は一緒ですが、心の使い方が違います≫ 坐禅もヴィパッサナー瞑想と見た目は一緒ですが、中身が違います。 で、いくつかの経典に呼吸法に関しての教えも残っていますし、心の使い方についての教えもあります。八正道の正定に該当するのが、この瞑想だと思います。 と、いうことでお釈迦さま(仏教)とヨーガの関係は深いですし、今でも上座仏教圏では、この瞑想法を実践しています。
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- Syo-ya
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2です。訂正します 経品ではなく、経行(きんひん)です。
- mmky
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釈尊は、仏典によるとバラモン教徒、拝火教徒や当時の宗教や武家、せんみんになどの地位に関係なく弟子にしていますね。 バラモン教は、現在のヒンズー教と同じで、多神教でかつ身分制度があったのですね。つまり、仏教は、当時の新教でバラモン教、現在のヒンズー教とは、まるで違うものですね。強いて言えば、ユダヤ教とキリスト教の違いですね。 それから、釈尊は、ヨガのようなこともされましたが、それでは悟れないということに気づいたのですね。苦楽の中道ですね。これがスジャータのミルク粥のはなしですね。 ということでヨガとは残念ながら関係ありません。結果をいえば、悟れない方法のみがインドに残ったということなんです。だからインドは2500年前も今も同じインドなんです。残念。