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福岡周辺で「原」を“はる”と読むことが多いのは?
福岡およびその周辺には「原」を“はる”と読む地名が多いですよね。 「前原(まえばる)」「春日原(かすがばる)」「原町(はるまち)」など・・・。 これ(福岡近辺で“はる”と読ませることが多い)には歴史的に何か理由があるのでしょうか。 それとも、全国的に地名では“はる”と読むことが多いのでしょうか。 お暇な時でよいので、ご意見をお聞かせください。
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原を「ハル」「バル」と読むのは、chris_mさんのおっしゃる通り、朝鮮半島の影響です。「ハル」・「バル」は、朝鮮語の「フレ」・「フル」・「ブル」の転訛で、「村落」・「村邑」を意味する言葉です。原っぱじゃありません(笑)。ですから、「原(ハル・バル)」のつくところは、かなり早くからひらけていたということになります。朝鮮語の「フレ」・「フル」・「ブル」を表記する際、原・振などの字を用いました。 背振山地の背振は、セブリ→ソブル→ソフル→ソウルとなり、古代史にとって重要な土地と考えられています。また、奈良県天理市には、布留(フル)という地名が残っています。
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- chris_m
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福岡は昔から、朝鮮半島のとの関係が深い土地ですよね。 それで、原を「はる」や濁って「ばる」と読むのも、 朝鮮半島(大陸)での読み方が伝わっていると、昔、 聞きました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 朝鮮半島の影響があったんですね。確かに昔から交易がありましたよね。 勉強になりました。 ありがとうございました!
福岡と言うより九州全域ではないでしょうか?昔テレビドラマで「田原坂(たばるざか)=西南戦争のお話」ってありましたよね...。九州の方言ではないかと思いますけどいかがでしょうか。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 確かに「田原坂」という地名がありましたね・・・。 福岡・佐賀あたりに「はる」の地名が多いのは知っていましたが、その他の地域については分からなかったので、とりあえず「福岡とその周辺」としたのですが、九州全域に広まっている傾向なのでしょうか・・・。
お礼
具体的な例まで教えていただいて分かりやすかったです。ありがとうございました! 背振も関係があったのですね。初めて知りました・・・。 とても勉強になりました。