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空圧/油圧の速度制御について
現在油空圧を勉強中です わからないことがでてきましたので、教えていただけたら幸いです。 速度制御では基本的にはメーターアウトをつかいますよね?メーターインはどのような時に使うのでしょうか?マイナスの負荷が働く場合にはメーターインは使えないとのことですが、いまいち実感がわきません・・・。 アドバイスよろしくお願いします。
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省力化装置設計の世界に、比較的長く身を置く者です。 油圧はあまりかかわっていないので、空気圧に限ってということで。 経験から申しますと、メータイン制御を使うということは、ほとんどなかったですね。 メータアウト制御で何か不都合があっても、メータインに変更するのではなく、メータアウトのまま、不都合を解消するということがほとんどでした。 たとえば、装置の設置場所の供給圧が低いとか、シリンダを多数パラレルでつないで同時に駆動するとかでエアー流量が不足する場合、メータインで問題なくなるとしても、そうはせず、ブースタを入れたりして別なアプローチで解決を図ります。 メータインは基本的に動作が不安定なので、ほとんどの場合、デメリットがメリットを上回ってしまい、採用には至らないようです。 中にはメータインでなければならない制御というのもあるかもしれませんが、幸か不幸か自分はそういったものは見たことがありません。
スピードコントローラ(スピコン)は,通常,可変のオリフィスとチェック弁とが一体となった速度制御機器です. アクチュエータがシリンダの場合,ロッド側,ヘッド側それぞれに一個ずつつけます. メータアウトは流体がアクチュエータに流入する時(圧力側)をチェック弁を通る様にし,流出する時(大気側)を可変オリフィスを通るように取り付けます. メータインはその反対で,流体がアクチュエータに流入する時(圧力側)を可変オリフィスを通る様にし,流出する時(大気側)をチェック弁を通るように取り付けます. 流体が空気のような圧縮性の場合,メータインだと排出側の流体がチェック弁を通って直ぐに抜け切ってしまい,上手くスピードコントロールできません.速度は負荷に依存する傾向になります.シリンダであれば特に上下動のような場合に顕著です.負荷を下げる場合,圧縮空気で負荷を駆動するというよりも,負荷により空気をシリンダー内に吸引するといった感じになってしまいます. メータアウトだと排出時の流体の流量を制御するので,よりピストンに作用する圧力流体の圧力差により負荷を制御するといった感じになるので,メータインより負荷の変動に対してより安定的です.
「メータアウト」はポンプポート、すなわち1次側の空気量を調整し,「メータイン」は取付側に入る空気量を調整します。 シリンダに取り付ける場合の一般例 シリンダに直接取り付けシリンダの速度を制御する場合に「メータアウト」を使用します。シリンダのスピードを調整する場合、気体の性質からシリンダに入る空気量を調整するより、シリンダから出る空気量を調整した方が安定した動きが得られます。反対に元圧の電磁弁取り付けシリンダを制御する場合に「メータイン」を使用します。 いろんな要素が 絡んでくると思います。 配管系等にサージ現象を誘発するバネを使用している機器、圧損の大きなパーツ、流体の流速の過大な変動。 シリンダーであればバック時のダンパー的なデバイス。 他の機器への振動伝道の緩和等と思います。