• 締切済み

ハンガリーではなぜ民主化がおこったのか?

ハンガリーでは1980年代後半から政治改革が進み、複数政党制を取り入れるなどした結果、社会主義から脱却し民主化したといわれています。 ただ、なぜ政府が複数政党制を取り入れるなどわざわざ体制を揺るがす原因になりかねないような行動をとったのかがわかりません。 ご存知の方ぜひ教えてください。

みんなの回答

回答No.4

チェコにはドイツ語圏最古の大学もありますし、 というか、14~15世紀のドイツの事実上の首都はプラハですし。 ハンガリーに関しても400年以上、ハプスブルグ帝国の重要な部分を構成していましたし。 当然オーストリア・ドイツに対する関心は、プラスマイナスの感情を含んでかなり高いはずです。 宗教的には、チェコ・ハンガリーがカトリックという事実自体が、チェコ・ハンガリーがハプスブルグ帝国の主要部分だったという歴史を表していますね。 19世紀以降のハプスブルグ帝国は、内部に深刻な民族がおきますが、それでも一応まとまっていたのは、ロシアという強力な敵がいたからです。ハプスブルグ帝国が崩壊して、2次大戦後、ソ連の東中欧支配が現実になったとき、ハンガリーの人たちが、昔を懐かしむ気持ちが出るのは当然だと思いますが。 実際に、ハンガリーの民主化は60年代以降の、西ドイツ・オーストリア・ハンガリーの3カ国の関係が深まってきたことが直接の原因ではないでしょうか。

すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.3

資本主義体制を脱却して、社会主義化したものの、ソ連的な一党独裁強権政治体制は腐敗し、本来の社会主義制度を目指して民主化を進める中でソ連を中心とした共産圏の崩壊を招いたというべきではないのでしょうか? >歴史的に見ても、チェコ・ハンガリーは、ずっとドイツ文化圏に属していますし、ハンガリーはポーランドのようにスラブ系なわけでもないですから、ロシアよりは、ドイツに関心が向く傾向はあるでしょう。 ほんとですか??チェコはバリバリのスラブ人だし。宗教的にもチェコ・ハンガリーはカトリックが大半。ドイツはヨーロッパでは新興国だしプロテスタントが主、あまり信じられませんが、根拠はありますか?

すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.2

なぜ、といわれても本当の理由はわからないですが。 歴史的に見ても、チェコ・ハンガリーは、ずっとドイツ文化圏に属していますし、ハンガリーはポーランドのようにスラブ系なわけでもないですから、ロシアよりは、ドイツに関心が向く傾向はあるでしょう。 そもそも一次大戦前には、オーストリア=ハンガリー帝国として、独自の複数政党制の議会+憲法を持っていた堂々たる歴史もあります。当時を考えれば、ソ連に支配されている状況は、ハンガリー人にとって屈辱でしかないはずです。当時は、ロシアといったらハンガリーの第1の仮想敵でしたし。 そうすれば、西ドイツの経済発展をみて、ハンガリーもと思うのは当然です。 さらに言えば、ハンガリーは60年代から、所得税導入や私有会社化もしてますし、共産党の指導条項の削除もかなり早い段階にしてます。 >なぜ政府が複数政党制を取り入れるなどわざわざ体制を揺るがす原因になりかねないような行動をとったのかがわかりません。 これについて言えば、日本では(特に戦後)左派系新聞の影響もあって、政治家=自己保身しか考えない人、という認識がかなり定着していますが、 実際の歴史を振り返れば、基本的にはやはり政治家は、体制の維持よりは、国の発展を本気で願って行動する人が大多数なのは明らかです。 今の日本についても、これは言えると思います。少なくとも国のことを思わない政治家は国会議員にはいないはず、と私は思いたいです。 特に、ソ連型の社会主義とか絶対王政とか、上が絶対の権力を持つ体制では、ノブレスオブリージュの原理が働いて、権力者は無私の気持ちを持つことは多いみたいです。ただ問題は、絶対権力者が(本心から)国のためを思ってやったことは、しばしば本当は国のためにならないことが多いということですが。

すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.1

なぜ、といわれても本当の理由はわからないですが。 歴史的に見ても、チェコ・ハンガリーは、ずっとドイツ文化圏に属していますし、ルーマニアのようにスラブ系というわけではないですから、ロシアよりは、ドイツに関心が向く傾向はあるでしょう。 そもそも一次対戦前には、オーストリア=ハンガリー帝国として、独自の複数政党制の議会+憲法を持っていた歴史もあります。当時を考えれば、ソ連に支配されている状況は、ハンガリー人にとって屈辱でしかないはずです。当時は、ロシアといったらハンガリーの第1の仮想敵でしたし。 そうすれば、西ドイツの経済発展をみて、ハンガリーもと思うのは当然です。 さらに言えば、ハンガリーは60年代から、所得税導入や私有会社化もしてますし、共産党の指導条項の削除もかなり早い段階にしてます。 >なぜ政府が複数政党制を取り入れるなどわざわざ体制を揺るがす原因になりかねないような行動をとったのかがわかりません。 これについて言えば、日本では(特に戦後)左派系新聞の影響もあって、政治家=自己保身しか考えない人、という認識がかなり定着していますが、 実際の歴史を振り返れば、基本的にはやはり政治家は、体制の維持よりは、国の発展を本気で願って行動する人が大多数なのは明らかです。 今の日本についても、これは言えると思います。少なくとも国のことを思わない政治家は国会議員にはいないはず、と私は思いたいです。 特に、ソ連型の社会主義とか絶対王政とか、上が絶対の権力を持つ体制では、ノブレスオブリージュの原理が働いて、権力者は無私の気持ちを持つことは多いみたいです。ただ問題は、絶対権力者が(本心から)国のためを思ってやったことは、しばしば本当は国のためにならないことが多いということですが。

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A