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「命」「比売命」
日本の神様には「命(尊)」「比売命(ひめのみこと)」などの呼び方があります。 命→男の神? 比売命→女神? 命=尊? 命=神? たとえば、須佐之男命=須佐之男神 命、比売命などは「様」のように、ただ神様への尊称で、本当の名前の一部ではないでしょう。 外国語に翻訳する時、櫛比田比売命は櫛比田でいいですか?もちろん、神様への尊称は省略できないとも思いますが、ただ、本当の名前を知りたいです。 以上の質問をどうか教えてください。
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こんばんは。 「命」に関しては昔から、トンデモの人等が「ミコトはヘブライ語に通じるから日本人はユダヤ人が祖だ!」とか色々と語っていて諸説紛々なのですが、実はミコトが何を表しているかは分かってないようですね。私自身は「詔」や「御言葉」のミコトに通じるように、実体の無いモノに対して「神言=言霊」と言う形で具象させているのではないかと言う説が、一番分かりやすくて有望な気がするのですが・・・ただ、「様」と言う意味では無いと思いますよ。本当の名前と言うのなら「須佐之男」「櫛比田」で良いのでは無いでしょうか。 因みに英訳は「Susanoo no mikoto 」で良いようですよ。だって、「Kimono」等と一緒で英語に充てられる言葉がありませんしね。英語の神道関連の用語集サイトでも、そう言う風に紹介してあます。 http://www2.kokugakuin.ac.jp/ijcc/wp/glossary/index2.html 御参考になれば幸いです。
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比賣(売)は女性のことで、それに対する男性は比古です。 姫に対して、彦です。 比古・彦は省略される場合があります。 よって、#1さんのお答えのように、櫛比田比売で訳すべきだと思います。 神名は、同じ神でも表記が違う場合があるので、気をつけてください。 例えば、加賀の白山神社[正式名称は、白山比め神社(しらやまひめ、めは口偏に羊)]の祭神は、白山比め大神(しらやまひめのおおかみ、めは口偏に羊)ですが、菊理媛(くくりひめ)とも言い、媛は姫とも比賣(売)とも表記されます。 http://www.shirayama.or.jp/ また、富士山(富士山本宮浅間大社)の祭神は木花之佐久夜毘賣(このはなのさくやひめ)ですが、甲斐や静岡の浅間神社では木花開耶姫と表記します。 http://www.bz3.hi-ho.ne.jp/asama/
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あまりこだわらずとも、外国語に翻訳する時は、櫛比田比売命は櫛比田比売命でいいような気がします。 櫛比田比売命を固有名詞ととらえて差し支えない気がするのですが…。 > 比売命→女神? ではなく、 比売→女 命→神 と分けるべきと思いますので、こだわられるならば、櫛比田比売でしょうか。 例えが違うかもしれませんが、京都へ行ったとき、金閣寺は「Kinkaku-Ji Temple」とアナウンスされていた記憶がありますし。
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ご回答ありごとうございます。 中国語に翻訳しますが、参考になります。