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飛行機の窓から見える白いモヤ、黒いモヤ
昼に飛行機の窓から地上の風景を見ていると、街が急に途切れて、何もない真っ白な空間が広がっている時があります。雲みたいですが、他の雲よりずっと低い位置のように見えます。サーッと一面に広がっていて、まるで海か湖のように見えるんですが、地理的にあり得ないので、違うと思います。これは水蒸気かなにかでしょうか? また、夜にも、黒いモヤで街の夜景が途切れて、真っ黒で何も無い空間が突然眼下に広がることがあります。これも、一見すると海か森のように見えます。かなりの上空から見ていると広大なモヤなんですが、着陸寸前まで街に近づくと、このモヤの範囲は狭まってきて、街の限られた一角だけ黒いスモッグで覆われているように見えます。これは昼のモヤと違って、排気ガスか、「影」が目の錯覚で膨張して見えているかなにかなんでしょうか?
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文面から察するに霧、もしくはスモッグと思われます。 特に今の時期だと晴天時には放射冷却現象によって、 地面の熱が大気中に放出されてどんどん冷えて、 その地面に接する下層の大気から冷やされていきます。 下層の大気が水蒸気を多く含んでいると冷やされることによって霧が発生する可能性があります。 霧は最下層の雲のようなもので上空から見ると雲が地面にへばりついているように見えます。 また、No.2さんのおっしゃるように下層が冷たく、上層があたたかい逆転層が形成されますので、地上から排出される煙なども下層の冷たい空気に閉じ込められて地上を漂います。 この時期郊外では、田んぼの籾殻焼きの煙が街中を充満することがありますね。(もっとも今は野焼きは禁止されていますが・・) この煙も上空から見ると雲に見えるかもしれません。
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- Kon1701
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実際に見ていないので違うかもしれませんが・・・ 逆転層によるものかな? と感じました。逆転層は、空気の温度、通常は高度が上がるにつれて下がるのですが、上空の方が暖かいと空気の流れが滞留してしまいます。 地上からみると、煙突の煙が、初めは上昇しているのにある高さで止まってしまい、それ以上上らなくなってしまうのが見えます。 このようなとき、薄く汚れた空気が地上にたまり、はっきりとした境界が出来ます。離れてみると、ドームで覆われているようにも見えたりしますし、ある高さより下が空気がにごっているのが見えたりもします。 飛行機からの景色で、離陸後の上昇中、あるところから急に地上が見えにくくなる、という経験はあります。はっきりと覚えていませんが、書かれているような景色と似たところも有りますね。そのときの気象条件、逆転層が出来やすそうな感じでした。
お礼
「逆転層」という言葉は初めて知りました。検索したら、パラグライダーのHPに逆転層の写真が載っていて、昼の白いモヤの正体はこれかも!と思いました。地上から見上げる空、パラグライダーなどで中くらいの高さから見る空、飛行機から見下ろす空…同じ気象現象でも、全然見え方が違うんですね~。感動しました。
- kikiki99jp
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おそらく雲でしょう。 高い山に上ると、雲海の下に雲がみえたり、雲海の上に雲が見えたりします。それぞれ高度によって雲の種類が違います。
補足
以前に、他の雲よりずーーーっと低い位置に、羊雲がひとつだけ、もう童話の世界のように可愛らしく浮かんでいたことがありました。海というか、層のように広がる雲も、高いところにできるものと、低いところにできるものがあるんでしょうか。 黒いモヤの方は、着陸ギリギリの空港近くの街を見ていると、高い建物や木(5階だてくらい)に、黒い綿がからみついているように見え、そこだけ街灯がさえぎられているようなんです。雲の影?かとも思うんですが、どうでしょうか。
お礼
霧なんですね~。結構、広範囲だったんですが、白くて薄いベールが広がっているようできれいでした。その地域の天気を後で調べたら分かりそうですね。 地上で生活している時は、霧と言うと、目の前を垂直方向に塞ぐので困りますが、上空から見ると、水平に敷きつめられたようにみえるんですね。 野焼きの煙というのも懐かしい情景ですね。空からは、建物や地形だけでなく、いろいろな大気中の現象を観察できることを知って、飛行機に乗る楽しみが増えてきました!