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所得税と法人税の調整
所得税と法人税の調整の必要性について、みなさんの見解を教えてください。
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- pasomin
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回答No.1
一例ですけども。 税収を上げようとして、国が所得税率をガーンと上げるとします。 そうすると、利益が山のように出ている「事業主」は、そのままでは、べらぼうな所得税を納めないといけないので、考えます。 「法人」を作って、事業をその法人に移して、事業所得税を払う「事業主」なんか辞めて、その法人の「社長」になって役員報酬をとろう、と。 そうすると、ガーンと上がった所得税に比べて、ウーンと低い法人税率の法人税+サラリーマン同様のウーンと多額の給与所得控除を受けた後の給与所得税で済むわけです。 ということで、国は、税収を上げることができませんでした。チャンチャン! ということがあるわけです。 節税のためだけの法人が増える歪んだ社会になります。 従って、所得税と法人税は、その影響するところの相関関係をにらみながら決定しないといけないわけです。