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韓国の歌「サランヘ」の歌詞で・・・
こんにちは。 サランヘという歌がとても好きなんですが、その歌の歌詞で、オルマナ ヌンムルル フルリョヌンジ モルンダオ という部分があります。 最後のモルンダオのオって何なんでしょうか? 日本語歌詞では「どんなに泣いたかわからないでしょう」ですが、あまりこの「オ」って聞いた事がないです。 これは独り言のように使うものなのか、それとも相手に問いただす場合に使うものなのか、ご存知の方、教えてください。よろしくお願いいたします。
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「タオ」「ンダオ」で辞書に載っていると思います。 「形容詞+タオ」「動詞+ンダオ/ヌンダオ」という形で使われ、ひそかな自慢の気持ちや相手に対する親近感を感じさせるハオ体の語尾です。 「モルンダオ」を直訳したら、「知らないんですね」くらいになるでしょう。 ハオ体とは、自分より少し目下の聞き手を、自分より少し高めに設定して尊重する丁寧語です。日本語では「です・ます」としか訳せません。 現代の韓国人はハオ体を使うことはほとんどありませんが、時代劇などではよく聞きます。王が重臣に対して、夫が妻に対して、リーダーが仲間に対して、といった場面で使われます。 韓国語の聞き手への待遇表現には、丁寧語として「ハシプシオ体、ヘヨ体、ハオ体」があり、ぞんざいな言い方(タメ口?)には「ハゲ体、ヘラ体、ヘ体」があります。例えば「モルダ(知らない)」という語でも、聞き手や場面の違いによって「モルムニダ、モッラヨ、モルオ」「モルネ、モルンダ、モッラ」という六つの形態があります。 しかし、このうち「ハオ体」はほとんど使われなくなり、「ハゲ体」は中年層までは使われますが、若者は使わなくなりつつあります。
お礼
ありがとうございます。 ハオ体というのがあるんですね。 勉強になりました。 今度機会があったら時代劇なども見てみたいと思います。