- ベストアンサー
シャーリングの能力
ここに、せんだん能力4.5ミリの鉄板2600ミリまで一気に切り落としが出来る機械があります。 そこで質問です。 うちの社長は 最大の能力が4.5ミリだから、6ミリの鉄板は、絶対に切るな と言います。 200ミリや 300ミリの長さなら 6ミリ鉄板を切っても差し支えないと思うのですが、間違った考えなのでしょうか。 専門的な回答を望みます。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
シャーリングの能力は板厚の二乗に比例します。 したがって鉄板の4.5mmまでの能力の場合にそれ以上厚いものは切断できません。6.0mmの切断長さの短いものでも無理です。シャーリングはシャー角(上刃と下刃の角度)が付いていてそのため切断荷重が移動して切断されます。 この切断荷重が能力となります。4.5mmまでの能力の機械は本体の剛性、仕様から4.5mmまでのとなります。
その他の回答 (2)
- toro321
- ベストアンサー率29% (1222/4138)
はさみを思い浮かべてください。 刃の角度が5度ぐらいになってると思います。 子供用だと、20度ぐらいですか。 シャーリングは受けの刃と切る刃に80度ぐらいの角度がついてます。 90度までは切れますが、切った面が汚くなります。 その角度を言います。 また、隙間も問題になります。 はさみは隙間がないように切りますね? 金属は、隙間がないように切ると、刃がもたないので、隙間を空けます。 それが、材料の厚みと大きく関係します。 塑性加工は、材料が降伏点に達するように加工するわけです。針金を何度か曲げていると切れますよね?それと原理は同じです。 実際にはさみは、切削加工です。 シャーリングは塑性加工なので、少し隙間が必要になるのです。
お礼
ありがとうございました。 自分の無知を恥じるばかりです。
- toro321
- ベストアンサー率29% (1222/4138)
危険ですね。 刃こぼれする可能性と、押さえるパッドが破損する可能性があります。 要は力ではなく、せん断の能力がないからです。 せん断は塑性加工になりますから、力よりも、シァ角などが問題になります。
お礼
そういうものなのですか。 シァ角というのは、何の角度なのでしょうか。 初歩的な質問で申し訳ありません。
お礼
ありがとうございました。 自分の無知を恥じるばかりです。