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試薬の調整法
化学の実験で試薬の調整を行わなければならないのですが、やり方がよく分からなくて困っています。 濃塩酸(比重1.18、36%)を水で薄めて50mlの3mol/l溶液をつくりたいのです。 どのような手順で調整していけばよいのか、どうかお教えください、お願いします。
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下の人は随分いいかげんですね。 濃塩酸100mlは比重1.18ですので118gになります。この中に含まれるHClは36%ですので42.48gとなります(計算すると11.6mol)。 3molの希塩酸50mlですから 36.5×3÷(1000÷50)=5.475(g) 含有すればよいわけです。 よって50ml中に21.24g塩化水素を含んでいるわけですから 5.475/21.24 ×50(ml)=約12.89(ml) よって濃塩酸12.89mlをメスアップして50mlに「調製(調整ではありません)」します。
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- takkochan
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通常は、No.2さんの方法でよいと思います。 NaOHでファクターを出すのならば、そのNaOHもシュウ酸等で標定する必要があるでしょう。
- seven2929
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さらにちょっと補足いたします。皆さんの言うとおり、特にNo.2サンの計算で間違いないでしょうが、No.5サンのご指摘のような誤差が生まれることも確かでしょう。 通常高校の学生実験なら、No.5サンのご指摘の誤差は無視、大学の学生実験なら、厳密に濃度がわかっているNaOHなどで、再滴定し、F(ファクター)を求める程度にとどめます。学生実験だと思われる今回のご質問なら、ファクターで片付けてしまうのもひとつの手段だと思います。
- chicago911
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計算は #2 の方であっているんですが、この 3 mol/L と言う濃度はどの位の精度を要求されていますか。 と言うのは、塩酸とは塩化水素水溶液で、この塩化水素は非常に飛びやすい、ビンの栓を開けたとき白い煙が立ちますね、濃塩酸は。これは中の塩化水素が一旦揮発する、すなわちビン内の塩化水素濃度が下がることを意味します。従って厳密に言えば、計算に従って調製しても、所定濃度より低くなることがありえます。 使用目的によってはそこまでの厳密さを要求されないのであれば、#1 の方の簡易計算でも、特段の支障は生じないでしょうし、厳密に要求されるのであれば、#2 の方の計算でも、誤差が生じえます。 どうしても 3 mol/L が必要なときは、別途 NaOH 水溶液を調製し、やや濃い目 (と思われる) 塩酸溶液を滴定し、濃度を計算し、再度希釈することも必要になります。
お礼
一応学生実験の中の操作の一つなのですが、ある程度の精度が要求されていると思いますので#2の方法で調製することにします。 ケースによっては#1でもいいのですね。ありがとうございました。
- ademu2
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誤解を招く(常識範囲だと思ったので)ので補足します。 最後のメスアップの方法は実際はメスフラスコに30mlの蒸留水をいれておいてから濃塩酸を加えます。その後、蒸留水でメスアップします。 濃硫酸では絶対にこの方法でないと危険です。
- riko-n
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どうなんでしょう? 吸熱反応や発熱反応があるので先に水を入れるのが基本だと思ったのですが・・・ 化学の実験ってきっちりな量が必要ではなく、試薬の量も反応する事が目的なためかなり多めに設定されています 実際、分析機関では私のような計算でやるんですけど・・ どこまで求められているのか判らなかったので適当に書いてしまいました すいません
- riko-n
- ベストアンサー率21% (144/678)
市販の濃塩酸は12mol/lです ここで作りたいのは3mol/lなので4倍に希釈すればいい訳です 最終的に50mlになるので4倍にしたら50mlになる量を計算します 50/4=12.5 50mlの中に12.5mlの塩酸が入ればいいのです まず水を適当に入れ,12.5mlの塩酸を入れ50mlに定容します
お礼
計算方法がさっぱり分からなかったのでこれでよく分かりました。 本当にありがとうございました!