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頂くと、戴くの使い分け・・
特にビジネス文書などで良く使うのですが、その度に悩んでしまいます。 「○○をしていただきたく存じます」や「○○の様にしていただければ幸いです」などに使う場合の「いただく」はどっちの方がベターなんでしょうか? それともひらがなの方が宜しいのでしょうか???? 辞書を引くと,どちらもよさそうに書いてありますが,「頂く」はなんか違和感をおぼえます・・ 頂戴と言う字からも意味的には問題なさそうですが,どなたか明解にお答えイタダケませんでしょうか??
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私はどちらも平仮名で表記しております。 「お菓子をいただきました」「了解いただく」などは「頂く」かな。「戴く」を、使うこと、使った事はありません。 「夏なお白い峰を戴く山々は・・・」とか、「彼を王として戴き・・・」など、「上に持つ」用法にしか使いませんね、「戴く」は。「頂き物」とはいうけれど「戴き物」と書いた事はないですし。 平仮名と,漢字とのバランスを常に考え表記するよう心がけています。現代において,漢字を多用するのは(いや清少納言の昔でも、ですが)あまり誉められた事とは思われておりません。・・・ただし、文章をお役所的にしたいとき,言外に非難を込めたいときは「頂く」をばんばん使います。
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- kyohshin
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「大修館書店刊 大漢和辞典全12巻」によりますと、 konojiさんのおっしゃる使い方としては、【戴】でしょうね。
お礼
詳しく調べていただき有り難うございました。 (大漢和辞典 全12巻 私も欲しい・・・) この景気のせいもありますが,他部門や他の会社の方に諸々の事を検討”いただく”事項が増えておりまして苦慮しています。 “戴く“が正解ですか・・やはり・・ 非常に参考になりました、有り難うございました。
- fujinoki
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「戴く」には、頭の上にというような意味合いがあります。 ですから、「拝戴」なんてときは畳に額を擦りつけて、 へへーっ、というイメージになります(?) 冠を戴く、は頂くではちょっと違うかなぁ。 と、そんなわけで、普通には「頂く」でしょう。 ちなみに、私は、漢字が連続した時とか、気分次第で ひらがなを使っております。
お礼
“頂く“はどうしても“山のてっぺん”のイメージがあって、意味的には間違ってなさそうでも、違和感がありました。 他の方からのアドバイスもあり,ご指摘の通り前後の文脈や意味合いも考えると“ひらがな”がスマートのようでした。 有り難うございました。
「漢語林」には頂くは貰うの謙譲語、戴くは貰うの敬語とあります。一般にはそこまで気を使わず丁寧語として両者を同じように(好みで?)使用しているのではないでしょうか。語源的には両方とも有難くて両手で頭上高く捧げることなので、どちらを使っても間違いとはいえないでしょう。ただし、ビジネスレターではひらがなで書くのが現代風です。文章によっては「賜る」も使われます。
お礼
速いレス、有り難うございました。 ワープロが普及しすぎたせいか,文書内に“頂く“をよく見かけます。 ・・ここは,ご指摘の通り“ひらがな”が無難そうですね・・
お礼
ははは・・ 「文書をお役所的に・・・ばんばん使う・・」 オッケーです!! そうします! 言われてみればその通り,非常にいいアドバイスになりました。 早速そうさせていただきます。