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住宅密集地(ニュータウン)の空き地の見つけ方
近い将来マイホームを建てる希望があります。 時折、ネットの不動産サイトで土地を探したりして相場を確かめたり、どの辺に住もうか夢を膨らませています。 狙っている駅の近くに、地図アプリで確認したのですがいわゆるニュータウンがあり、ストリートビューで確認すると今でも新しく家が建てられていることが分かりました。しかし、そのエリアをいくら検索しても空き家も空き地も出てきません。 やはりこういう土地はネット上には載らず、紹介制だったり特定の人だけにしか購入権がないのでしょうか?
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- nagata2017
- ベストアンサー率33% (7024/20692)
>こういう土地はネット上には載らず、紹介制だったり特定の人だけにしか購入権がないのでしょうか? 駅近という好立地が人気で売り切れているだけのことです。 いろいろな条件の中で 駅近 というのは 上位に来ます。
- bladevortex
- ベストアンサー率47% (218/462)
ネットには載らないのは売りに出てないからです。 購入予定者が不動産屋を片っ端から回って物件探しをする時代ではないので、ネット掲載が基本です。売りに出ている宅地や中古住宅の物件の99%はネットに掲載があるだろうと思います。 売り出されないのは、売りに出してもロクな値段がつかず、それなら年に1桁万円の固定資産税を払って持ち続け、もし使いたくなれば自分で建て替えをするなり、想像後に100万でも200万でもの値段で相続した子どもが売却するなりと考える人が多いとか、アパートを建てようとして法人が隣り合う3軒分の土地を購入してみたが、購入した時点で既に人口は減る一方、当てにしていた近隣病院も短大も閉鎖が決まっていたと分かって購入土地は不要に…でも3区画分を1つにまとめてしまったせいで住宅用として個人が買ってくれる可能性もなくなり、やはり年間1桁万円固定資産税を払うだけ済むのだし、倉庫でも建てようか、寮を作るか、後で考えることにしよう…など色々なパタンがあります。 全国にある大多数の、20世紀に開発された「ニュータウン」と呼ばれる地区はどこも人口流出が止まらず、東京都心から60分圏内や大阪中心から30分圏内などでは辛うじて生活に必要な最低限の一式は留めていても、それ以外の便利な店や施設、”あったらいいな”の店や施設が何も亡くなってしまっている所もまた少なくありません。 加えて空き家だらけだったりして防犯上も好ましくない場所が多いことも買い手が付かない理由でもあります。 国土交通省のプロジェクトのひとつに「ニュータウン再生」と名付けられたものがあるほど、全国的にニュータウンは過疎化、荒れ地化が進んでいることは、不人気なんて言葉にとどまらず社会問題化しているのです。 例えば90年に40歳でニュータウンに家を建てた人は、今も存命だとすれば74歳です。子どもも離れ、孫が楽しみに来てくれるような「田舎」でもなく観光資源がある訳でもない。購入当時は自宅徒歩10分圏内に一通りの店が揃っていてスーパーがなくても困らなかった上に、行こうと思えばスーパーにも自転車で10分足らずで行けたのが、各種の商店が業績不振や高齢化で閉店し、頼みのスーパーも人口の減少による減収で持続不能に陥り撤退して、土地用途の縛りから新たな店や商業施設も入ってこない。そうこうしているうちに郵便局が閉鎖、交番は無人化して…という具合に「人が住んでるゴーストタウン」のようになってしまっている所は、全国的に見れば土地価格が未だに高水準の南関東の各所でも起こっているのです。 売り物件を探す前に、家を建ててまで住むのに本当に適しているかどうかを吟味されてください。 比較的多くの人が住みたい、住むのに便利だ安全だ快適だと感じる場所なら間違いなくいくつもの売り物件が出ているはずなので、探し方を見直してください。 東京にも神奈川にも千葉にも埼玉にも、60-90年代に開発されたものの、とうとう最後まで全区画完売にならないまま衰退を始めたニュータウンもあるのです。 10年以内に開発終了したばかりの、オール電化や区画整理と駅前開発一体で行なわれた新興ニュータウン(てのも変な表現ですが)などでは当初購入者の多くがローン期間中につき、特段の事情があった人ぐらいしか売りに出していません。 ローン返済期間は平均で27年です。半分の13.5年でローンが済んでいる人の割合は想像ですが、3割程度でしょうか。 そうすると、やっと払いきった矢先に売りに出す利点は特になく、機会があれば引っ越しても良いと考えている人たちでもまだ、売りに出す時期だとは考えていないことでしょう。 売出中物件がなくても不思議ではありません。 質問中には「>今でも新しく家が建てられている〜〜」とあるので、古いニュータウンを指しておいでかと思いますが。 「限界ニュータウン探訪記」と名付けられたサイトもあるぐらいで、失礼なサイトだと思いますが、実情はこういう所へ描かれている通り、街も住人も老朽化して耐えられなくなっているものです。 新しいニュータウンと同等の小中規模開発地は全国にあり、これらは新築建売や条件付き土地として広く売りに出されていますから、ハウスメーカサイトなどでも見つけられます。 不動産物件は全国の不動産業者が競って買い求め、1円でも高い業者や個人へ販売されるので、どの物件も妥当な金額でしかやり取りされません。目利きだから、ですね。 このため「掘り出し物件」は決してないことは覚えておいてください。 特定の誰かには魅力的に感じられる不良物件がお得に買える可能性はあっても、サラリーマンが自宅用として購入するような場所の土地や建物では掘り出しものはありません。300万円で売れるものを30万円で売りに出す人は基本的に存在しませんから、売値が30万円なら価値も30万円です。 ニュータウンから用地を探そうとするのは、もう少し住宅購入や土地選びについて予習をしてからのほうがいいかと思いますよ。
補足
限界ニュータウン探訪記というサイトを見ました。 こちらのサイトの運営者は、千葉の成田周辺に限ったニュータウンを紹介しているサイトですね。衰退の要因や原状の問題点などとても勉強にはなります。 貴殿の仰ることは、不動産バブル期に後先考えず投機目的で購入された土地や家屋が放置され、開発も止まってしまったような分譲地を指しているのでしょうか。 限界ニュータウンとなっている分譲地は首都圏からかなり離れていて、一番近い駅からも離れていてるようなところであり、さらには不動産の詐欺広告のようなものが平気で横行していた時代ではないでしょうか。 私自身は投資目的ではなく実際に住むための分譲地を探していますし、購入前は現地の見学や周辺の再開発予定なども確認するつもりです。ニュータウンは開発が途中で止まってしまったり衰退してしまうのが最大のデメリットですが、色んな土地を見てきて、土地や道路が綺麗に造形されていたり防犯面や再開発の余地があったりとニュータウンも大きなメリットがあると思った次第です。 不動産バブル期に蔓延った不良債権のような物件だけ挙げてニュータウンが一方的に悪のような決め方はいかがかと思いました。