綱引きは「綱を引く力」が強い方が勝つのではなく、地面との摩擦力の大きい方が勝ちます。
# もちろん、綱を引く力に耐えられるだけの腕力は
# 必要なわけですが。
摩擦力は垂直抗力に比例し、その垂直抗力は重力とつりあいますので、腕力の強い人がそろったチームよりも体重の重い人がそろったチームの方が有利です。
しかし、体重の重い人ばかり選抜するのは無理だと思いますので、そういう場合は全体の重心の位置をより後にもっていきましょう。すなわち、体重の軽い人を前に、重い人を後に配置するわけです。
また、綱引きでは身体が足を中心に前後に回転運動することになります。この場合、身体が前傾してしまうと足の踏ん張り (=摩擦力) が活かせませんので、後傾の姿勢が良いということになります。
ただし、あまりに後傾しすぎると、足が滑って倒れこんでしまいます。このときのちょうど良いバランスの位置は約30度であると何かで聞いたことがあります。
要するに「綱に体重をかけるような感じで身体を後に倒して、低い位置で引っ張る」というのが綱引きでは良いようです。
あとは、できるだけ摩擦力を大きくするために、底の減っていない靴を履くとか、可能な限り小細工できるところはしておきましょう。
こんなもので、いかがでしょうか。。。
# たまにTVとかでやっている綱引きの全国大会の様子
# とか見たことあるでしょうか。
# どのチームも身体を後に倒して低い姿勢をとっている
# と思います。
お礼
30度ですか。今度練習があるので、その時、実践してみようと思います。 ありがとうございました!!