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全蒸発残留物の略語は?TDS?
全蒸発残留物の略語についてですが、文献を調べるとTDSと書いてあるものや、溶解性蒸発残留物がTDSだと書いてあるものなどまちまちです。どっちが正しいのでしょう? そして全蒸発残留物の略語は何か知っていれば教えてください。
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- sen-hiro
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回答No.1
こんにちは。水質分析会社につとめていた(事務としてですが)のでそこからの知識でお答えします。 まずTDSは 「Total Dissolubed Solids 」の略で総溶解性蒸発残留物と訳されます。全蒸発残留物は「Total Solids 」[TS」と言われています。 基本的に全蒸発残留物=懸濁物+総溶解性蒸発残留物なのですが日本では懸濁物が少ないため全蒸発物ニア=総溶解蒸発残留物=TDSといわれているようです。 ちなみに定義としては 全蒸発残留物は「試料水をそのまま蒸発乾固して残った物質」 懸濁物は「試料水をろ過してろ過器に残留する物質を105℃で乾燥したもの。」 総溶解性蒸発残留物は「試料水を一度ろ過して得られた透明な水を蒸発乾固したときに残る物質」です。 これでおわかりになるでしょうか?経験で覚えたことなのでそんなに自信はないのですが参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございました。 すっきりしました。なんとなくそうではないかと思ってはいたのですが。膜処理水のや樹脂塔通過水などの文献だったので、懸濁物がほとんどないと考えて溶解性を省略してあったんですね。