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マディソンの思想のどういうところが、天才的だった?

マディソンの思想のどういうところが、天才的だったんでしょうか?

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  • Nakay702
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回答No.2

以下のとおりお答えします。 >マディソンの思想のどういうところが、天才的だったんでしょうか? ⇒以下に述べる点が、(天才的と言えるかどうかは別として)マディソンの思想の素晴らしい面である、と思います。 マディソンは、プリンストン大学で法律を学んだ弁護士であったが、「憲法は、伝説的な知恵の女神と同様、単一の知力から生まれたものではない。多くの頭脳と多くの手による作品と見なされるべきである」として、常に「法の精神」を重んじ、アメリカ合衆国下院の議会議員、国務長官、大統領職時代のすべての任期を通じて法に関わった。 これは、かの「ローマ法」の精神とも通底する思想で、「人による支配は常に独断・独裁のバイアスがかかるから、より安定的な平等のためには、法によって支配するのが最善である」とする思想であろう。 事実マディソンは、「新生間もない共和国が多数の専制から個人の権利を守るために抑制と均衡が必要」として、弁護士の手腕を生かした個人の自由(特に、信教の自由)と権利を保護する明確な規定を成文化して憲法に盛り込んだ。それゆえ彼は、「アメリカ合衆国憲法の父」と見なされる。 また、アメリカ合衆国議会第1会期ではその指導者として多くの基本的な法律を起草し、アメリカ合衆国憲法の最初の修正条項10か条を起草し、その成立に尽力したので「権利章典の父」とも呼ばれる。マディソンが起草したバージニア・プランと三権分立による革新的連邦制度は、今日のアメリカ合衆国憲法の基礎となった。

rameznaam
質問者

お礼

大変詳しく教えていただき、ありがとうございます!お二方とも、ありがとうございました!

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その他の回答 (1)

  • EXIST2090
  • ベストアンサー率30% (184/606)
回答No.1

アメリカ建国の父で知られますが、特筆すべきなのは 個人の自由と権利を保護する明確な規定を憲法に追加したことだと思います

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