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軍令部
太平洋戦争時、日本海軍の軍令部の職務というのは一体何なんでしょうね。お答えください。
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名目上は「戦略」の部分を担当する部署ということになります。どこを攻撃するか、あるいは守るかを決めるのが軍令部で、どうやって攻めるか、あるいは守るかの「戦術」を考えるのが連合艦隊ということになりますね。 ただし太平洋戦争時には実際のところほとんど役に立ってなかったのは事実だと思います。 >さっさと戦時になったら、解散して参謀たちを艦隊司令部に配属するべきでしたね。 軍隊も「役所」の一部であり、役所というのはそう簡単に組織を変えられるものではありません。これは役所に限らず、大企業もそうですね。トヨタが不祥事を起こしたからといって組織を大きく改変できないのと同じです。社長が「組織に問題があるから組織を変えろ!」っていったってそう簡単にはいかないですね。 それに、コロナ禍を経験した我々は、当時の日本軍を批判する資格はありません。 日本の、とりわけ厚生労働省のコロナへの取り組みは全て場当たり的で泥縄式で、毎年夏や冬が来るたびに「第何波」が来るのが分かっていたのに戦略的な取り組みはとうとうありませんでした。 台湾などのIT先進国ではまたたく間にシステマティックに対処してましたけど、日本の保健所と医療機関では、電話とFAXという前時代的なやり方で、しかも関係者の人たちが過労死レベルの不眠不休の労働をすることで賄われました。 あのとき、色々やろうとしても厚生労働省の医系技官(医師免許を持つ厚生労働省の官僚)が抵抗してなかなか何もできなかったというのがありましたね。「PCR検査がなかなか広まらなかった」というのもありましたよね。 https://toyokeizai.net/articles/-/635417 結局、太平洋戦争での日本軍と、コロナ禍での日本政府と厚生労働省及び医療界の対応っていうのは同じことやってんです。私、それについて玉川徹さんがいうより先にここでそういってたんですけどね。 むしろ日本軍のほうがそれでもまだずっとマシなんですよ。陸軍にしても海軍にしても優秀な人たちは本当に優秀ですからね。 コロナにおける「分科会」みたいなもんだったかもしれませんね。あれって結局具体的には何も役に立たなかったじゃないですか。尾身先生には失礼ですけど。政府に提言はするものの権限は一切なく、人前には出る立場だったから尾身先生は国民からの批判の標的にされるという今から考えると不憫な役回りでした。 ただ太平洋戦争の敗北は人材の不足ではなく戦略の欠如にあったと思うので(そもそも勝てる戦争じゃないというのがありますが)、軍令部があってもなくても戦争の帰趨には影響しなかったと思います。
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- nagata2017
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軍令部は、大日本帝国海軍の軍令機関。 海軍省が内閣に従属し軍政・人事を担当するのに対し、軍令部は天皇に直属し、その統帥を輔翼する立場から、海軍全体の作戦・指揮を統括する。 まず作戦を立てて 陛下に奏上して 陛下が指揮したという形にして 実施する。
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ご回答ありがとうございました。でも、作戦の立案というのは連合艦隊司令部がして、直接実施している場合が多いみたいですね。そして、情報を収集するのがメインなのかな?ここの作戦課は戦略を立てる以外はないみたいだから、さっさと戦時になったら、解散して参謀たちを艦隊司令部に配属するべきでしたね。
お礼
ご回答ありがとうございました。一応、留守軍令部というの設置して、総長と、次長、10人位の参謀は置いておいていいけど、大半は、艦隊司令部や鎮守府司令部に配置するべきでしたね。 厚生労働省の技官(医師免許を持っている官僚)の悪名の高さは知っていますよ。かつて、「薬害エイズ問題」でその悪辣さが国民の目にさらされましたけど、結構、粘り強い組織のようですね。