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痙性について教えてください
どなた様か、中枢神経系疾患における筋の痙性のメカニズムについて教えていただけませんでしょうか? また痙性は、筋の他動的伸張によって抑制されると書かれている文献が存在しますがその信憑性、メカニズムについて教えていただけませんでしょうか?よろしくお願いいたします。
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#1の方の回答にちょっと疑問があります. 純粋な錐体路の損傷では痙性麻痺にはならず、弛緩性の麻痺になります.このことは専門書(生理学など)をよく読むと分かります.臨床上中枢神経疾患が痙性麻痺になるのは錐体路と錐体外路とが極めて隣接しており、一部を除いて錐体路のみの損傷とならないからです.痙性の出現には錐体外路について調べるべきでしょう. また、痙性という用語と痙縮という用語とを適切に使い分ける必要があると思います.筋の他動伸張によって抑制されるのは痙縮と捉えるべきでしょう.詳細については#1の方のご指摘通り、専門書を読むべきで容易に手短に説明できる内容ではありません.
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- kokorom9696
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回答No.1
簡単に説明するのは難しいのですが、 脳から脊髄までつながっている 錐体路系のどこかが障害され それ以下の脊髄が機能していると 痙性麻痺になります 脳からの脊髄への筋を弛緩させる 命令が届かなくなるためです 脊髄のみの働きでは筋肉は 緊張(痙性)します 脊髄以下の末梢神経が障害されると 弛緩性麻痺になります 具体的には 運動生理学の 教科書を見るのがよいと思います
質問者
お礼
ありがとうございました。脳は筋緊張の抑制にも働いているということなのですね。
お礼
ありがとうございました。他動的伸張で抑制されるのは痙縮ということは大変勉強になりました。痙性と痙縮は同じと思っていましたので・・・・。