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Brown-Sequard(ブラウン-セカール)症候群の運動障害

Brown-Sequard症候群で例えば第5頚髄半側が損傷を受けた場合、下位ニューロン障害(弛緩性麻痺)が現れるのは第5頚髄レベルに支配される筋だけなのでしょうか?とすると、上腕三頭筋や前腕の筋には上位ニューロン障害(痙性麻痺)が現れるのでしょうか?本には上肢は弛緩性麻痺、下肢は痙性麻痺と書いてあったのですが・・・。わかりにくい質問ですみません。 あと、自律神経にはどういった症状が現れるのか、ご存知の方がいましたらこれもお願いします。

みんなの回答

  • naokun
  • ベストアンサー率55% (148/265)
回答No.2

第5頚髄半側が損傷を受けた場合、脊髄前角細胞もおかされますので、この部位では弛緩性麻痺となります。それ以下では、痙性麻痺です。上腕三頭筋はC6-8支配ですから、痙性麻痺となります。 頚髄には自律神経線維は入っていないので、自律神経症状は出ないのでは?

  • himero
  • ベストアンサー率69% (65/94)
回答No.1

 基本的に末梢神経障害の場合は「弛緩性麻痺」、中枢神経障害の場合は「痙性麻痺」なので、損傷レベルによって症状が変わります。運動神経は、脳から手足の末梢部までに3つのニューロンを介しているので、神経筋接合部のニューロン(最も末梢のニューロン)が残っていれば「痙性麻痺」になるはずです(いわゆる核上麻痺)。運動神経は脳のarea4から錐体路を通って延髄で交差し、脊髄の前根に達します。この時点で2つのニューロンを介し前根で最終ニューロンに移行するので、C5レベルの損傷で、その神経根が損傷を免れたのであればC5に支配されているdeltoidは痙性麻痺になると思います。自律神経に関してはこの限りではないので、同側の自律神経症状が出ると思います。

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