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中枢神経原発悪性リンパ腫とBBB
中枢神経原発悪性リンパ腫はCHOPに対し効果がなくその理由はBBBの存在といわれています. しかし中枢神経原発悪性リンパ腫はGdで造影されます.一般的に脳腫瘍が造影されるのはBBBが破綻しているからといわれています.. なぜGdで造影される中枢神経原発悪性リンパ腫はCHOPがきかないのでしょうか?ご存知のかたがいらっしゃったら教えてください.
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- rokutaro36
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- rokutaro36
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お礼
どうもありがとうございます. 確かにその意味での正常BBBをもつ血管に養われた辺縁の腫瘍は治療しづらいのでしょうね.ちなみに原発性中枢神経系悪性リンパ腫の場合は病理で認められるような血管周囲腔への浸潤もGdで造影されることがあり他の脳腫瘍との鑑別にも使えるポイントかと思います. 私のもともとの質問は、脳腫瘍が造影剤で増強される理由はBBBが破綻しているということなのに、よく造影剤でエンハンスされる悪性リンパ腫のCHOPが効かない理由としてBBBがでてくるのかということです.もしBBBの穴の大きさで説明できるならば、少なくとも造影剤で増強される部分にはCHOPが届くはずで、悪性リンパ腫は腫瘤として全体が造影剤で増強されるのでその部分に届いていると思いました.おっしゃられるような造影されない辺縁部分は届きにくいとは思いますが腫瘍の容積の割合として、造影されない辺縁は一部で造影される部分がほとんどなのかと推測します.よく使われているメソトレキセートも脂溶性は低くBBBを通過しにくいので大量投与して使用されています. BBB以外の何か他の理由として中枢神経系に発生するB cell リンパ腫にCHOPがそもそも効きづらいとかがあっていいのかなと思い質問させていただきました.わかりづらい質問で申し訳ありませんでした.どうもありがとうございました.