• ベストアンサー

子会社株式消却損について

今球団新設で話題になっている楽天について、前に、ライブドアの社長が3年も当期利益が赤字だといっていたので気になって、IR情報を見て見たのですが、経常は黒字続きでしたが特別損失を3期にわたり計上しています。その中で「合併による子会社株式消却損」というのが売上に迫るくらいかなりの額を出していますが、この損が一体どういうものなのか分かりません。この損から楽天がどうしてこの損を出したのか、何をしたのか、何をしようとしているのか分かるんでしょうか?どなたかお詳しい方よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ntd
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.1

連結決算のほうでは「連結調整勘定償却」で571億円もの特別損失を計上してますから、恐らく「のれん代」として多額の金額で買収した会社を本体に吸収合併する際、当該子会社の決算書上の純資産額が買収金額(子会社株式)よりも小さいため、差額を消去損として計上したのではないでしょうか。詳細分析した分けではありませんが、ライブドアも楽天も活発なM&Aで事業拡大を行っており、買収金額に見合う相応の事業利益が上がらなければ、損ギリ・リストラによる特別損失は今後もありえると思われます。もっとも、楽天が前期に一括償却したのは、相応の利益が上がる自信があるので、今後の負担(赤字計上を繰り返す)を軽くするために一気にやったとも思われ、前向きに捕らえることも出来ると思います。 最後に個人的には、ライブドアよりも楽天のほうが本業がしっかりしているという評が多いですが、所詮、売上200億弱、連結従業員800名前後?の企業ですから、ユニクロぐらいに実績を上げてくれないとビジネスモデルとして本当に賞賛されるものなのか確信が持てません。株式市場は成長性を評価していますがITバブルの可能性だってあると思います。

maitin0114
質問者

お礼

お礼が遅れてしまい申し訳ありませんでした。このたびは貴重な回答の方誠にありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • bluejay
  • ベストアンサー率71% (10/14)
回答No.2

「合併による子会社株式消却損」(これは単体財務諸表のほうですが)は、ntdさんの回答のとおり、合併した子会社株式の純資産よりも楽天の簿価が高い分を消却したものです。昨年の有価証券報告書をみると、2000年に買収したインフォシークと2002年に買収したライコスジャパンを合併したようです。 ちなみに、昨年の連結財務諸表での571億の連結調整勘定償却は、マイトリップネット(旅の窓口)とDLJディレクト証券(楽天証券)の買収で発生したものと思われます。 三木谷社長は、時間を金で買うと発言していますので、時間コスト分ですね。マイトリップネットやDLJディレクト証券もいずれ合併されれば、単体財務諸表に「合併による子会社株式消却損」として出てくることになります。

maitin0114
質問者

お礼

お礼が遅れてしまい申し訳ありませんでした。このたびは貴重な回答の方誠にありがとうございました