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ヒトと植物の共通先祖はナンですか?
全ての生物は、原核生物からはじまったと いうことですが、途中で分岐したと思われますが、 植物とヒトとの分岐点のときの生物って 一体なんですか??
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- blackdragon
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#2です。 もともと共通の単細胞生物から、動物と植物がこれほど違う生き物に進化してきたことは、確かに不思議ですよね。 でも、長い長い時間をかけて、それぞれが、少しずつ変わっていけば、その積み重ねはとても大きなものになります。また、あるとき、少しばかりの得意技ができれば、その方向が更に伸びていくこともあるでしょう。 一卵性の双子でも、一方が理系に進んで、他方は文系ってことも珍しくないですよね。何かのきっかけで、一方は少し理系科目に興味を持ち、興味を持てば、好きこそ物の上手というわけで、得意科目になり、得意になればさらに好きになって…というふうなことなのかもしれません。(こういうたとえが適切かわかりませんが。) あと、植物が今ある姿になったきっかけとしては、やはり、光合成能力の獲得(葉緑体の獲得)ということが大きいのかもしれません。 動物は、太陽のエネルギーを自分で使うことができませんから、食べるものを求めて動き回る必要性が高いのに対して、光合成ができるようになったことで、動き回ることよりも、太陽の光をより沢山浴びることの出来る姿になることの方が有利になったと考えられますから。
- suiran2
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植物,菌類,動物と分岐したと考えられていますから,出発点にまでたどり着くのではないでしょうか。 動物の先祖は(多細胞動物の先祖は)単細胞生物の立襟鞭毛虫(たてえりべんもうちゅう)が起源であり,立襟鞭毛虫の一種が群体を形成したものが海綿動物であり,海綿動物が最も原始的な多細胞動物であるという説が提示されています。 分子進化的には正しいようです。参考URLをあげておきますが,図の高等動物は高等植物の間違いではと思いますが…
- blackdragon
- ベストアンサー率35% (428/1222)
真核生物は、ごく大雑把にわけると、おおむね、 ・動物 ・植物 ・真菌類(酵母やカビ) に分かれます。 これらのうち、真菌類は、かつては植物の仲間に入れられていたこともあります。また、動物と植物を合わせて、高等真核生物といったりすることもあります。 しかし、最近の研究で、動物と真菌類が枝分れしたのは、植物が枝分れしたのよりも後であることが分かってきました。 従って、おそらく植物(の祖先)とヒト(の祖先)が分岐したのは、酵母よりも原始的な形態をしていたころだと考えれられます。 さて、植物は、核・ミトコンドリアに加えて、葉緑体を持っています。この葉緑体は、かつて、光合成能力を持った細菌が、真核生物に共生し、次第に取り込まれていった結果であると考えられています。 従って、おそらく、水中で増殖する、単細胞の真核生物が、植物とヒトの共通祖先なのではないでしょうか。
お礼
どうも詳しい解説有難うございます。感謝です。 しかし、生物が植物になるというのが、 どうしてもピンときません。 単細胞の真核生物が、方や、植物になり、 方や、人間にまで進化する。 大きさから言っても、全然違うと思うのですが、 同じような環境にしばらくは居たのに、 なんでこんなに大きさが違ってしまったんでしょうかね? 不思議だらけです・・・ ではでは。
- error123
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生物の世界はまず、細胞の中の核膜(遺伝子を入れる袋のようなもの)のない「原核細胞」と核膜のある「真核細胞」に分かれます。 原核生物は、細菌類とらん藻類で、植物や動物は原始的な「真核生物」から進化したと考えられています。植物の系統樹は、主に光合成の色素の違いに、動物の系統樹は、発生の仕方に重点を置いて枝分かれが考えられています。 現在でも「ミドリムシ」のように動物学者は動物に、植物学者は植物に分類する程度では、残念ながら動物と植物が枝分かれする際の共通のご先祖が何であったかは不明です。
お礼
早々に感謝です。大変参考になります。 やはり、まだ、はっきりとして答えは ないんですね。 生き物(真核生物)が植物になるって、 本当不思議ですよね? 本当、訳が分かりません・・・ それでは、どうもです。 感謝
お礼
どうも有難うございました。 参考にさせていただきます。 光合成能力の獲得により、動き回る必要が なくなった、というのは、 なかなか面白いですね! それでは、失礼します。 感謝